多言語通訳サービス「KOTOBAL」がAI活用で進化!新機能『リアルタイム通訳』リリース
コニカミノルタジャパン株式会社は、多様な人々を受け入れ共生する社会の実現を目指し、多言語通訳サービス「KOTOBAL(コトバル)」に、AIを活用した新機能『リアルタイム通訳』をリリースしました。
この新機能は、訪日外国人観光客増加や外国人住民増加による多言語対応のニーズの高まりを受け、ホテルや旅館などの宿泊施設、自治体の窓口業務など、様々な場面でのコミュニケーションを円滑にすることを目的としています。
『リアルタイム通訳』が実現するスムーズなコミュニケーション
従来の「KOTOBAL」は、32言語に対応するAI通訳とヒト通訳が選べるハイブリッド型サービスでしたが、新機能『リアルタイム通訳』では、利用者が通訳したい言語を選択すると、AIが自動的に話した言語を判別し、透明ディスプレイにリアルタイムで表示します。
これにより、発話者が変わるたびに言語切り替えや画面の向きを変える必要がなくなり、タイムラグを大幅に削減。受付スタッフは反転文字を読み解く負担から解放され、訪日外国人にとっては対応スピードが向上し、より快適なコミュニケーションを実現します。
実証実験で効果を実証!
京王プレリアホテル札幌での実証実験では、新機能導入前と比較して、外国人宿泊客との会話量が約3倍増加し、外国人からの発話割合は約22%増加しました。
受付スタッフからは、「言語切り替え動作がなくなったことで、外国人のお客様と気軽に話せるようになった」「会話のスピードが向上し、次のお客様を待たせる時間が減った」などの声が寄せられました。また、会話に集中できるようになったことで、発話の内容精度が向上し、翻訳の正確性も向上したという効果も確認されました。
「KOTOBAL」が提供する多言語対応ソリューション
「KOTOBAL」は、AI通訳とヒト通訳を組み合わせることで、様々な場面での多言語対応を支援します。
- - 32言語に対応するAI通訳
- - オペレーターによるヒト通訳(ビデオ通訳)
- - 会話データ蓄積による国や地域別のニーズ分析
- - 透明ディスプレイ連携によるリアルタイム文字起こし表示
コニカミノルタジャパンは、今後も「KOTOBAL」を通じて、多様な人々とのコミュニケーションの課題解決を目指し、新たな価値創出を支援していくとしています。