JGBA2025「住宅経営戦略フォーラム」が成功裏に開催される

JGBA2025「住宅経営戦略フォーラム」が盛況に開催

2024年1月23日(木)に、年に一度の「住宅経営戦略フォーラム」がリアルおよびオンラインで開催されました。このフォーラムは、一般社団法人日本優良ビルダー普及協会(JGBA)が主催で、2025年のテーマである「住宅業界インフレ対応」に焦点を当てました。JGBAの会員企業の情報共有や意見交換を支援する貴重な機会として、毎年多くの業界関係者が集まります。

イベントの内容と概要

フォーラムは3部構成で、各セッションではJGBAのトップメンバーが登壇し、自社の取り組みや成功事例を共有しました。特に、住宅業界のインフレに対するアプローチが中心テーマとなり、皆が関心を寄せていました。

第1部：持続可能な成長

第1部では、ライフデザイン・カバヤ株式会社の社長である窪田健太郎JGBA会長が「持続可能な成長と次世代構法の普及」と題したプレゼンを行い、CLTを活用した非住宅分野への進出について紹介しました。また、百年住宅株式会社の中嶋雄副会長は「オンリーワン商品で売価アップ」をテーマに、災害に強い「3Dプリンター住宅」の例を挙げ、独自の施策による成功例を発表しました。

第2部：地域密着型の提案

第2部では、地域に根差したビジネスモデルを構築している企業の代表が登壇しました。株式会社丸尾建築の丸尾幸司役員や、アイワホーム株式会社の竹中徹郎副会長がそれぞれ「総合力で上を行く」や「不動産を軸に地域シェアを高める」などのテーマで講演し、彼らの企業がどのように成長を遂げているか、具体的な事例を交えながら語りました。

第3部：新しい市場への挑戦

最後の第3部では、リアンコーポレーションの五嶋伸一副会長が、「効率化を高める・素早いシフトチェンジ」の重要性を説き、異業種からの参入など新たな市場への対応策を提示しました。これに続き、株式会社オリバーの小川博司役員がリフォームの値上げについて、サービス力向上と付加価値の増加を通じた方法論を提案しました。