スーパーワームが1億円調達、昆虫由来タンパク質で世界を救う
宮崎県西都市に本社を置く株式会社スーパーワームは、Partners Fund1号投資事業有限責任組合をリード投資家とし、ANOBAKA3号投資事業有限責任組合、イーストベンチャーズ 4 号投資事業有限責任組合、かごしまスタートアップ支援投資事業有限責任組合を引受先とした第三者割当増資により、総額約1億円の資金調達を実施しました。
スーパーワームは、地球環境問題の解決と食料問題の解決に貢献することを目指し、昆虫のポテンシャルを最大限に引き出す研究開発を行っています。同社は、特に高効率な養殖が可能なスーパーワームに着目し、昆虫由来のタンパク質やバイオ燃料などの開発を進めています。
今回の資金調達により、スーパーワームは独自の技術を用いた効率的な養殖プロセスの構築や、エビデンス構築に向けた企業および大学との共同研究を強化していきます。また、ゲノム編集技術の研究にも取り組み、より高タンパク質源を含むスーパーワームの開発を目指します。
各投資家からの期待
今回の投資を決定した各投資家からは、スーパーワームの事業に対する高い期待が寄せられました。
Partners Fundの中村正人氏は、「国際情勢の不安定化による飼料原料価格の高騰の中で、安定供給できる飼料向け代替タンパク質の開発は日本の畜産業の持続性という観点から重要な課題です。スーパーワームは、その課題解決に大きく貢献するポテンシャルを秘めていると考えています」とコメントしています。
株式会社ANOBAKAの小田紘生氏は、「家畜の飼育コストの多くを占める餌代の高騰は、畜産農家や消費者にとっても深刻な問題です。スーパーワームは、その課題解決に真剣に取り組んでおり、世界を救うスーパーヒーローになるというビジョンを実現できる事業だと確信しています」と期待を表明しました。
イーストベンチャーズ株式会社の村上雄也氏と佐藤凜氏は、「スーパーワームチームは、創業当初から技術的な課題にも果敢に挑戦し、素晴らしい成果を生み出しています。その情熱と革新性によって、スーパーワームは世界を変える可能性を秘めていると感じています」とコメントしています。
チェンジ鹿児島の中垣雄氏は、「スーパーワームの乾燥粉末は、豚や鳥の飼料添加物として効果が高いだけでなく、環境保護にも貢献できることが期待されています。スーパーワーム社は、南九州の畜産農家さんの課題解決に貢献できる存在になると確信しています」と述べています。
スーパーワームの未来
スーパーワーム代表取締役社長CEOの古賀勇太朗氏は、「この度の資金調達に際し、多くの投資家の皆様からの熱いご支援に深く感謝申し上げます。スーパーワームは、地球に優しく、経済的にも持続可能な未来を築くという使命を胸に、これからも革新的な技術開発に挑戦していきます。私たちの製品が、世界の人々の生活をより豊かにし、持続可能な社会の実現に貢献できることを確信しています」と意気込みを語りました。
スーパーワームは、世界を救うスーパーヒーローになるという壮大なビジョンに向かって、挑戦を続けていきます。
会社情報
株式会社スーパーワーム
所在地:宮崎県西都市茶臼原1554−5
代表取締役社長:古賀勇太朗
設立:2023年5月
事業内容:昆虫由来のタンパク質・バイオ燃料などの製造販売
ウェブサイト:https://superworm.jp/
問合せ先:
[email protected]
採用情報:https://www.wantedly.com/projects/1748629 (営業)
https://note.com/superworm/n/n869b06b44566 (R&D ゲノム編集エキスパート)
https://note.com/superworm/n/nfe93c6a1977d?sub_rt=share_pb(R&D CTO候補)