大分市の新たな挑戦、ゼロイチビレッジがオープン
大分市に新しいクリエイティブなスポットが誕生します。2024年3月、ダイヤモンドツリー株式会社が運営する『ゼロイチビレッジ』が、働く、学ぶ、繋がる場としての機能を持ったコワーキングスペースをスタートさせます。さらに、来年の2月には全国のクリエイターとつながるシェア型書店もオープン予定です。これまでの経済と文化を支えるための新しい拠点として、その期待が高まっています。
ゼロイチビレッジの特徴
『ゼロイチビレッジ』は、テレワークや自宅で作業することが難しい方々のためのサードプレイスとして設計されており、仕事環境を整えるための様々な工夫が施されています。共有スペースには、オフィス向けの卓球台があり、会員同士で軽いエクササイズを楽しみながらコミュニケーションを図ることもできます。また、利用者のニーズに応じてプライバシーを重視した半個室のブースや小会議室も完備されています。
シェア型書店の魅力
特に注目されるのが、2024年にオープン予定のシェア型書店です。これは、利用者が書棚の一区画を借りて書籍を展示・販売できる新しい形態の書店で、書籍を通じてクリエイター同士が交流できる場を提供します。現時点では、40箱の本棚を用意しており、各クリエイターが選定した本を展示することで、店内で自由に読書を楽しむことができます。一部の書籍は購入も可能で、地元のクリエイターとつながる絶好の機会を提供します。
新たな試みとしてのクラウドファンディング
『ゼロイチビレッジ』では、2024年11月頃からクラウドファンディングを通じて「棚主」を募る予定です。このプロジェクトは、地元のIT企業がクリエイティブな発信拠点を育成することを目的としており、地域活性化にも寄与することが期待されています。利用者やクリエイター同士の交流を促進するオンラインサービスやイベントの企画も進めており、今後の展開が非常に楽しみです。
まとめ
『ゼロイチビレッジ』は、地域に根ざしたクリエイティブな拠点として、地元IT企業が挑む新しいビジネスモデルです。全国のクリエイターと繋がり、共に新たな挑戦をすることで、地域社会に貢献していくことを目指します。このコワーキングスペースとシェア型書店が、どのように地域の文化や経済を活性化させていくのか、今後の動向に注目です。