株式会社ほっかほっか亭総本部が武庫川女子大学経営学部との連携を強化し、「ほっかほっか亭NEO」という新たな産学プロジェクトを始めました。このプロジェクトはZ世代をターゲットにしたマーケティング施策を模索していくもので、この世代の視点を取り入れることで、より効果的な販売促進を図ります。
プロジェクトの初回のオリエンテーションが11月初旬に実施され、学生たちはほっかほっか亭の社内を見学し、同社の人気メニューである「のり弁当」を実際に食べながら意見交換を行いました。現代の多様な食の選択肢の中で、「のり弁当」を通じて、新たな気づきや発見を得る機会となったのです。
参加する学生たちは、持ち帰り弁当市場のトレンドや消費者の要求を理解し、SNSを通じたアンケート調査を行い、問題点やZ世代がなぜほっかほっか亭に足を運ぶのかの背景を掘り下げています。これに基づき、各チームは販促施策や新商品企画を考案中であり、プロジェクトの進行に伴い、アイデアの洗練が進められています。
このプロジェクトは2025年2月14日まで定期的に実施される予定で、毎週1回、2時間程度のセッションを持ち、学生たちは継続的に施策をブラッシュアップしていきます。また、プロジェクトの進捗や成果物は後日公開される予定ですので、注目が集まります。
ほっかほっか亭総本部は「街の台所」として、地域の皆さんに愛される味を提供することを目指しています。その中には、煮込んだお弁当の製造方法や、お店で手作りしたこだわりの料理が含まれています。店内での製造に力を入れ、食材の選定から調理方法まで妥協ないサービスを展開し、地域密着型の営業スタイルを確立しています。
1976年に埼玉県草加市にオープンし、現在では全国に836店舗を展開。食卓を豊かにする品質の高い弁当を提供し続け、「炊きたて・できたて・店内手作り」というポリシーを貫いています。
今後の「ほっかほっか亭NEO」プロジェクトの進行とともに、Z世代がどのように弁当選びの価値観を変えていくのか、大きな期待が寄せられています。企業と学生の両者が協力することで、新たな魅力溢れるプランが生まれることを楽しみにしています。最新の情報や企画は、ほっかほっか亭の公式ウェブサイトやSNSを通じて随時発信される予定です。