ちとせ交友会による全国看護師向け研修
2026年9月4日、社会福祉法人ちとせ交友会は全国の看護師を対象とした研修を実施しました。この研修では、誤嚥や窒息の事故防止と緊急時の対応についての重要な知識を提供し、子どもの安全を守るための基盤を強化することを目的としています。
研修の背景と目的
日本国内の保育現場では、誤嚥や窒息が子どもにとって最も深刻なリスクの一つとされています。日常の食事や遊びの場面で遭遇する可能性があり、全ての看護師が同じ基準で安全を確保する責任があります。ちとせ交友会では、看護・医療の連携を高めることで、事故の頻発を防ぎ、事故発生時には迅速に対応できる体制を整えることが求められています。このような背景の下、毎年全国規模での研修を行い、看護師の専門性の向上を目指しています。
研修の内容
本年度の研修では、プラムネット株式会社から渡辺直史氏を講師に迎え、次の三つの大きなテーマに分かれて学びました。
1.
誤嚥・窒息事故のリスクについて
- 年齢ごとの事故傾向
- 食材の特性とリスク
- 行事や栽培活動など、通常の食事以外の場面での注意点
2.
事故防止のための視点
- 環境要因、子ども要因、保育者要因
- 食事提供時の体勢、食材の量、水分摂取などのポイント
3.
緊急時対応の技術
- 背部叩打法、胸部圧迫法、腹部突き上げ法
- 年齢別のCPR(心肺蘇生法)とAEDの基本手順
- 回復体位や記録、保護者への引継ぎ方法
クイズや動画を交えた双方向型の学びにより、看護師たちは実践的な安全技術を習得しました。
講師と参加者の声
研修を終えた看護師リーダーの園田華代子氏は、「明日からの保育現場に直接使える知識を身につけられた」と感謝の意を示しました。また、誤嚥や窒息の危険性を理解することで、安全対策の重要性を再確認できたとも述べています。
理事長の山口哲史氏も、「この研修を通じて子どもの命を守るための判別力と対応力を強化できた」との見解を示しました。彼はさらに、安全文化を育むためには制度と文化の両面から研修や教育の強化が必要だと語り、今後も全国の職員が同じ基準で安全を確保できる体制構築を進めていく方針を示しました。
ちとせ交友会の取り組み
社会福祉法人ちとせ交友会は、岡山、東京、神奈川、千葉、埼玉、愛知、大阪、福岡などの地域において認可保育園や児童発達支援施設などを展開しています。法人は、「子どもの育ちを支える」の理念のもと、認可保育園の運営に積極的に取り組んでいます。この研修の実施を通じ、子どもたちが安全に育つ環境づくりを進めています。
お問い合わせ
本件についての詳しいお問い合わせは、社会福祉法人ちとせ交友会の広報担当までご連絡ください。
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