タウンドクターとネスレ日本の新たな業務提携
タウンドクター株式会社(以下、タウンドクター)は、ネスレ日本株式会社との業務提携を発表しました。この新たなパートナーシップは、健康経営の重要な要素として睡眠改善に焦点を当てたプログラムを共同で展開するものです。「ネスレ ヘルスサイエンス睡眠プログラム」と名付けられたこの取り組みは、特に企業内での睡眠不足に起因する健康問題を解決することを目指しています。
健康経営における睡眠の重要性
健康経営とは、企業が従業員の健康を支持し、その生産性向上を図る経営手法の一つです。睡眠は、心身の健康を維持するための基盤であり、健康経営の推進には欠かせない要素です。最近の研究でも、睡眠不足が生産性の低下や健康リスクを増大させることが確認されており、企業としてもこの問題に真剣に取り組む必要があります。
プログラムの内容と特徴
「ネスレ ヘルスサイエンス睡眠プログラム」では、以下のような取り組みが行われます:
- - 睡眠モニタリング: ウェアラブルデバイスを使用して従業員の睡眠状況をデータ化し、睡眠の質を把握します。
- - 睡眠トレーニング: 良い睡眠習慣を身に付けるためのワークショップや指導を提供します。
- - 栄養サポート: GABAなど、科学的に証明された成分を活用し、睡眠の質を向上させるための栄養サポートを行います。
このプログラムは、企業のニーズに合わせてカスタマイズ可能で、特定保健指導や従業員向けセミナーなど、さまざまな形式で実施される予定です。
セミナー開催のご案内
また、タウンドクターとネスレは、2025年11月14日(金)に共同セミナーを予定しています。このセミナーでは、「コラボヘルスによる睡眠課題へのアプローチ」というテーマで、実際に行われている取り組み事例を紹介します。健康経営に関心のある企業や組織の担当者にとって、貴重な情報を得る機会となるでしょう。
参加者募集中
参加対象者は、健康経営における睡眠の現状や最新動向を知りたい方、特定保健指導の参加率向上を目指す事業主、人事部門の担当者などです。また、コラボヘルスを効果的に推進したいと考えている健保担当者やコンサルタント企業もぜひご参加ください。
タウンドクター株式会社の成り立ち
タウンドクターは、2021年に設立され、生活習慣病に関する管理栄養士を介した食事指導サービスを提供する医療テック企業です。特に、心理学に基づいた支援に力を入れており、患者や予備軍に対して行動変容を促しやすいプログラムを展開しています。これにより、従業員の健康改善に貢献し、企業の生産性向上を図っています。
ネスレ ヘルスサイエンスについて
ネスレ ヘルスサイエンスは、2011年に設立された「ネスレ」の子会社で、消費者向け健康製品や医療介護施設向けの栄養製品を提供しています。グローバルな研究開発力を活かし、高品質な製品を生み出すことで、世界中の人々の健康をサポートしています。
健康経営が求められる今、タウンドクターとネスレの協力により、睡眠改善プログラムが多くの従業員に届くことを期待しています。双方の取り組みが、多くの企業の健康経営の実現に寄与することを願っています。