ドイツのベルリンを拠点とするPlanio GmbHが、プロジェクト管理を容易にするクラウドサービス「Planio」の提供を開始しました。このサービスは、日本市場にも進出し、ファーエンドテクノロジー株式会社が認定パートナーとしてサポートを行います。ここでは、Planioの特長や、日本でのプロモーション、サポート体制について詳しくご紹介します。
Planioとは?
「Planio」は、オープンソースのプロジェクト管理ツール「Redmine」を基に開発されたSaaSであり、99か国以上で1,500社以上の企業や団体に利用されています。特に、日本でも人気のあるRedmineの機能を強化した結果、洗練されたデザインや便利な機能が追加され、使いやすさが向上しています。これにより、開発チームやプロジェクトにおいて、効果的な管理が可能となります。
日本市場における課題と解決策
日本においてPlanioの認知度が低い理由として、プロモーション活動が行われていなかったことと、サポートが英語とドイツ語に限られていたことが挙げられます。これらの課題に対して、ファーエンドテクノロジーは次の施策を実施します:
1. 日本国内でのプロモーションの強化
2. 日本語によるサポート体制の構築
3. サービス及びWebサイトの日本語化
これにより、日本のユーザーに対して利用のハードルを下げ、よりスムーズにサービスを利用できるようにすることが目指されています。
ファーエンドテクノロジーの取り組み
ファーエンドテクノロジーは、2009年からRedmineを基にした独自のSaaS「My Redmine」を提供しており、長年の実績とノウハウを持っています。また、Redmineに関する日本語情報サイトの運営や解説書の出版など、多方面での活動を行ってきました。これらの経験を生かし、Planioの日本での普及を促進する施策を進めていきます。
Planioの主な機能
Planioは、Redmineの拡張版ということもあり、以下のような特長があります:
- - 独自の機能追加やデザイン改善
- - カンバン方式のプロジェクト管理
- - プロジェクトメンバーとのチャット機能
- - 無制限のGitおよびSubversionリポジトリのホスティング
これにより、チームのコラボレーションを促進し、効率的なプロジェクトマネジメントが実現されるのです。
プランおよび料金
Planioは、様々なニーズに応じて複数のプランを用意しており、月額19ユーロからスタートします。お支払いはクレジットカードのみですが、初期費用は不要で、小規模プロジェクトでも始めやすい設計となっています。特に、無料のBronzeプランも用意されているため、まずは無料トライアルで利用してみることをお勧めします。
サポート体制
ファーエンドテクノロジーが提供する日本語サポートでは、ユーザーからの操作方法やサービスに関する問い合わせに対応し、必要な情報を迅速に提供します。問い合わせに関しては、日本語での対応が可能ですので、安心して利用できるでしょう。
おわりに
Planioの進出は、日本におけるプロジェクト管理の選択肢を広げる大きな転機です。ファーエンドテクノロジーのサポートにより、Redmineベースのプロジェクト管理ツールとして、幅広いニーズに応えることが期待されています。これにより、日本の開発チームでの業務の生産性向上が見込まれます。