高知信用金庫の新システム
2025-01-29 14:02:26

高知信用金庫のシステム刷新プロジェクトが始動!未来の金融を担う基幹系システムとは

高知信用金庫の基幹系システムモダナイゼーションプロジェクトについて



高知信用金庫は、2025年1月から次世代基幹系システムプロジェクトを開始しました。このプロジェクトの目的は、高知信用金庫の勘定系システムをモダナイゼーションすることです。特に注目を集めているのが、システム基盤のメインフレームからオープンシステムへの移行です。これにより、金融業務のデジタルトランスフォーメーション(DX)を進めることが期待されています。

プロジェクトの詳細



この新しい基幹系システムは「CORE01(コアゼロワン)」と名付けられ、高知信用金庫が求める未来の金融体制を支えるシステムとして構築されます。富士通は、レガシー技術に精通したモダナイゼーション専門チームと金融業務に強いエンジニアを結集し、2030年1月までの完全移行を目指します。

近年、金融業界は多くの課題に直面しています。特に、エンジニア不足や既存システムの老朽化、そして維持コストの高騰などが問題視されています。これらの課題に対し、今回のプロジェクトではシステムのオープン化、業務の効率化、コンポーネント化といったアプローチを採用し、堅牢なセキュリティ対策を講じながら運営コストの削減、顧客満足度の向上、新たなビジネスチャンスの創出を目指します。

新技術への移行



現在使用されている高知信用金庫のシステムは、開発効率化ツール「BAGLESⅡ」で作成されています。このシステムをNetCOBOLに移行するためには、BAGLESⅡ、COBOL、NetCOBOLに関する豊富な経験を持つエキスパートが必要です。これにより、プロジェクトは滞りなく進行し、高品質なモダナイゼーションを実現できると考えられています。特に、AI技術や自動変換処理を積極的に活用し、品質の向上を図ります。これにより、業務アプリケーションの可読性とメンテナンス性も向上し、より効率的なシステム運用が可能になるでしょう。

長い歴史のもとでの協働



高知信用金庫との関係は約半世紀に及び、その協力関係は時を経ても継続されています。CORE01の開発を通じて、地域の金融サービスの継続性を確保し、地域経済の発展にも寄与することが期待されます。

SDGsへの貢献



このプロジェクトは、国連で採択された持続可能な開発目標(SDGs)への貢献も目指しています。富士通のパーパスは、「イノベーションを通じて社会の信頼を築き、持続可能な世界を作ること」です。この取り組みが、どのようにSDGsの実現に寄与するのか注目が集まります。

お問い合わせ



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会社名
富士通株式会社
住所
神奈川県川崎市中原区上小田中4-1-1
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