不妊症・不育症オンラインフォーラムの開催
こども家庭庁が主催する「不妊症・不育症のこと オンラインフォーラム」が、2023年11月23日にYouTube LIVEで開催されます。このフォーラムは、日本の少子化問題に向き合うため、特に不妊症に悩む夫婦の不安を軽減し、社会全体の理解を深めることを目的としています。
少子化の課題が続く中、不妊症に苦しむカップルやパートナーは多く、なんと実際に不妊治療を受けたことがある人は全体の約4.4組に1組にのぼります。彼らは「仕事と不妊治療の両立」や「パートナーの協力不足」、「周囲の理解不足」といった問題に直面しています。これらの課題の根本には、不妊症に対する社会的な理解が不足していることが存在します。そこで、本フォーラムでは不妊への理解を深めるため、多様な立場の人々の声を集め、意見を交わす場を提供します。
登壇者には、実際に不妊治療を経験し、現在二人の子どもを持つ川崎希さんとアレクサンダーさん、妊活メディア「赤ちゃんが欲しい」の編集長である大隅優子さん、日本で著名な加藤レディスクリニック院長の加藤恵一さん、さらにはNPO法人Fineの理事である松本亜樹子さんが参加します。それぞれ異なる視点を持つ講師たちからの情報や経験談を通じて、参加者は不妊治療に対する理解を深めるチャンスが得られます。
フォーラムでは、以下のようなプログラムが組まれています。
- - 12:00-12:02 オープニング
- - 12:02-12:17 有識者講演 1: 「不妊治療のいま - 不妊症・不育症とは」 by 加藤恵一先生
- - 12:17-12:27 有識者講演 2: 「不妊治療の4つの負担を乗り越えるために」 by 松本亜樹子
- - 12:27-12:47 トークセッション 1: 「パートナー同士が向かい合うこと」
- - 12:47-13:30 トークセッション 2: 「周囲の理解・支えの重要性」
本フォーラムは、ただの情報提供にとどまらず、参加者同士の対話を通じた意見交換の場でもあります。不妊治療を検討している方、すでに治療を始めている方、またその周りの人々にもぜひ参加していただき、共に理解を深め、支え合う社会を目指しましょう。
参加方法
フォーラムのライブ配信は、以下のURLからご視聴いただけます。
視聴URL
また、フォーラムの前日にはリマインドメールをお送りしますので、事前にお申し込みが必要です。申込みは以下のリンクから行えます。
事前リマインドお申込みURL
不妊症や不育症についての知識を深めるこの貴重な機会をお見逃しなく!