トムソン・ロイター新社長にヨンソン・バン氏が就任
2023年1月1日、トムソン・ロイター株式会社は新しい代表取締役社長としてヨンソン・バン氏が就任したことを公表しました。これにより、バン氏はウエストロー・ジャパン株式会社の代表取締役社長も引き続き兼任し、両社の発展に寄与することになります。
ヨンソン・バン氏は、韓国と米国で法学の教育を受けており、高麗大学法科大学で法学士号、ワシントン大学ロースクールで法学博士号を取得しています。アメリカの裁判所やニューヨークの大手国際法律事務所で法曹としてのキャリアを持った後、トムソン・ロイター・コリアでは法務事業本部長を務め、韓国の法律情報プロバイダーであるLAWnB, Co., Ltd.でも代表取締役を務めました。これまでの経験を活かし、バン氏はトムソン・ロイターの活動を新たなレベルへと引き上げることが期待されています。
バン氏のもとで、トムソン・ロイターとウエストロー・ジャパンは日本市場での法律情報サービスの提供を一層強化し、多様な分野での成長を目指します。法律とテクノロジーの融合に加え、国際貿易、税務・会計、リスク管理やコンプライアンスなどのビジネス全般をも視野に入れ、業務の幅を広げる意図があります。
新社長のリーダーシップのもと、トムソン・ロイターはサービスの開発力や営業力の向上を図り、さらにパートナー企業との連携を強化していく方針です。これにより、プロフェッショナルたちが信頼できる情報を得られるよう、必要なテクノロジーや専門知識の提供が行われることになります。
トムソン・ロイターは、法律や税務、コンプライアンスなど複雑な業界の専門家として広く知られています。彼らは、クライアントに対して効果的な意思決定をサポートするために、精度の高い情報を提供し、ビジネスの運営を支えていきます。
トムソン・ロイターの主力製品には、ONESOURCEの国際税務、国際貿易、Westlaw、Practical Law、HighQ、Contract Express、Legal Tracker、コンプライアンス・ラーニング、レギュラトリーインテリジェンス、CheckPoint Worldなどがあります。特に、国際的な情報サービスとして知られるロイターとの組み合わせにより、専門性の高い情報が提供されることとなります。
トムソン・ロイターのビジョン
トムソン・ロイターは、常に変化する規制や技術の中で、クライアントがより良い成果を上げるための支援を行っており、その使命は、社会の様々な複雑な業務に対して革新的なソリューションを提供することです。今後もバン氏のリーダーシップのもと、さらなる成長と革新を目指す取り組みが続けられるでしょう。
詳細については、
トムソン・ロイターの公式ウェブサイトをご覧ください。