ランバイクの新時代、日本初の全国大会開催へ
来たる3月20日、埼玉スタジアム2002公園にて、「第0回U6ランバイクジャパンカップ」が開催されます。このエキシビションマッチは、4月から始まる、日本初のランバイク全国大会に向けた重要な前哨戦です。入場は無料で、一般の方も観覧できます。
ランバイクとは?
ランバイクとは、ペダルとチェーンがない自転車で、地面を足で蹴って進むタイプのキッズバイクです。近年、この新しい乗り物に取り組むことによって、基礎体力を高めた子どもたちがアルペンスキーやアイスホッケー、アメリカンフットボール、空手、ゴルフ、短距離走などの多様なスポーツで活躍する姿が増加しています。これにより、ランバイクは日本国内外で注目を集めています。
イベントの背景
「ランバイクをすべてのスポーツの始まりに」という理念のもと、いくつかの団体が協力してこの大会を実現しました。福島県、愛知県、京都府、岡山県の各地域で活動する団体は、幼児のスポーツ教育の重要性を認識し、共にこの取り組みを進めています。
今後、未就学児を対象とした全国大会が2020年4月から2021年3月にかけて開催される予定です。
大会の詳細
以下の情報が大会に関する概要です。
- - 日時: 2020年3月20日(金・祝)8時~17時
- - 会場: 埼玉スタジアム2002公園東駐車場(さいたま市緑区美園2-1)
- - アクセス: 南北線「浦和美園」駅から徒歩15分
レースプログラム
大会では、年少クラスと年中・年長クラスに分かれ、各年齢ごとにレースが行われます。具体的には、以下のように区分けされています。
- 男児: 86人、女児: 23人
- - 年中・年長クラス: 250m
- - 年中男児: 85人、女児: 17人
- - 年長男児: 55人、女児: 18人
各年齢クラスごとに上位12名が表彰されます。ゲストとして、元サッカー日本代表の永井雄一郎氏が登場。彼は浦和レッドダイヤモンズに在籍し、数々の栄誉を得た実力派選手です。
競技団体の背景
「U6 RunBike JAPANCUP実行委員会」は、上記の様々な団体から構成され、彼らの活動には幼児期の体力向上とスポーツにおけるエビデンスに基づいたトレーニング方法の確立が含まれています。また、オリンピックイヤーである2020年から、将来的に国際舞台で活躍できる選手を育成することを目的としています。
これからの展望
ランバイクは幼児スポーツとして定着し、競技人口の増加が期待されています。この取り組みにより、子どもたちが多様なスポーツで活躍する未来が描かれています。基礎体力を育成するこの新しい試みが、スポーツ界にどのような影響を与えるのか、今後の活躍が楽しみです。