新宿アートウォール
2021-04-07 15:05:19

新宿アートウォールプロジェクト:再生と新生をテーマにしたアートの展示

新宿アートウォールプロジェクトの概要



「新宿アートウォールプロジェクト」は、新宿歌舞伎町の象徴的な場所に位置し、再生と新生をテーマにしたアート作品を展示しています。このプロジェクトは、新宿の文化における重要な場所を再評価し、新しい時代を感じさせるアート体験を提供しています。2022年度に開設される新たな施設のための準備として実施されたこのプロジェクトは、地域の魅力を損なうことなく、新たな文化の創生を祈念しており、訪れる者に深い感動を与えます。

展示内容



崇高な世界観を持つ森山大道氏の作品「SHINJUKU」と、開発好明氏の「Evangelion Styrofoam」が展示されています。森山氏の作品群は、未発表の写真を含む29点で構成されており、新宿の街を多様な角度から捉えています。屋外ギャラリーで楽しむことができ、南側と西側の壁面に配置されているため、都会の喧騒の中で作品を鑑賞できます。また、公式ウェブサイトでは、展示されている各作品を詳細に楽しむことができます。

開発好明氏の「Evangelion Styrofoam」は、エヴァンゲリオンの世界観を発泡スチロールの梱包材を用いて表現した作品で、全長約77mの壮大な壁面に沿って設置され、その歩きながらの鑑賞経験を意識したデザインになっています。この作品は、3Dの仮想空間でも体験でき、AR技術を活用したインタラクティブな要素も含まれており、観る人々を魅了します。

アートの背後に隠れたメッセージ



森山大道氏は、「新宿の街は、現実と仮想、逸楽と哀感が錯綜している」と述べており、新宿の複雑な社会的状況と表現されています。彼の作品は、街の息遣いを反映し、見る者に強いメッセージを届けるものとなっています。

開発好明氏は、視覚的なインパクトを高めるために歩きながら鑑賞する体験を重視し、身体的な移動を通じて作品を楽しむことができるよう意図しています。彼はこのプロジェクトを通じて、アートの新たな可能性を提示しています。

開催概要



「新宿アートウォールプロジェクト」は、2021年4月5日にスタートし、2022年初夏まで続く予定です。新宿の歴史と向き合いながら、新たな時代を感じるアートをぜひ楽しんでほしいです。プロジェクトの詳細については、特設ウェブサイトも用意されています。

重要情報


  • - 会期:2021年4月5日~2022年初夏(予定)
  • - 場所:新宿歌舞伎町一丁目地区開発計画の建設予定地及び特設Webサイト
  • - 主催:株式会社TSTエンタテイメント、株式会社ソニー・ミュージックソリューションズ

新型コロナウイルス感染防止対策として、密集を避けるため、作品はWebを通じての鑑賞が推奨されています。現地での鑑賞時は、マスク着用をお願いし、混雑を避けるようご協力をお願いします。
新宿の新たな姿が描かれるこの機会、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

会社情報

会社名
株式会社TSTエンタテイメント
住所
東京都新宿区歌舞伎町一丁目29番1号東急歌舞伎町タワー
電話番号

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