医療と美容がつながるクリスマスイベントが名古屋で開催！

医療とファッションのコラボイベント

2024年12月23日、名古屋の中京病院において、医療とファッション美容の専門学生が協力し、特別なクリスマスイベントが開催されました。このイベントは、名古屋医専と名古屋モード学園の学生たちが、入院している患者様とそのご家族に笑顔を届けることを目的に、ワークショップ形式で行われました。

心のケアと手作りの喜び

参加者は、クリスマス用のキーホルダー作りやメイク、ハンドマッサージを体験し、心温まるひとときを過ごしました。特にご高齢の患者様の中には、学生たちの優しさに感動し、涙する方もいらっしゃいました。小さな子どもの親御様からも、「こうしたイベントがあると、子どもも私も楽しく過ごせます」といった温かい声が寄せられ、学生たちのサポートが大きな安心を提供できたことを物語っています。

学生たちの学びと成長

名古屋医専の学生たちは、看護師を目指し実習を重ねる中で、患者様とのコミュニケーションや心のケアの重要性を痛感していました。一方、名古屋モード学園の学生たちは、美容を通じて他者を励ます力を新たに実感。このイベントを通じて、お互いが学び合い、共に成長する貴重な機会となったのです。

企画の背景と意義

中京病院では毎年約100名の名古屋医専の看護学生が実習を行っています。今回のイベントは、学生たちの「恩返し」として企画され、入院中の子どもや高齢者にクリスマスを楽しく過ごしてもらいたいという学生たちの情熱から生まれました。

イベントのプログラム

- 日時: 2024年12月23日 13:30 - 16:00
- 場所: 中京病院（名古屋市南区）
- 内容: キーホルダー作り、メイク、ハンドマッサージ

中京病院の評価

中京病院の看護部長、河嶋氏は、「このイベントは、病院の枠を超えて患者様にクリスマスの雰囲気を提供し、精神的には何よりも多くの人々が集うことの大切さを再認識させてくれる貴重な機会です。学生たちも実習の中で得た経験を生かし、高齢者や子どもたちに寄り添う方法を学び、今後の医療への視野を広げることができるでしょう」とコメントしました。

学生の感想

名古屋医専の学生は、「普段の実習では味わえない患者様の笑顔を直接見ることができ、楽しいだけでなく、自分自身のキャリアについても考える良い機会になりました」と語ります。名古屋モード学園の学生たちも、患者様との交流を通じて大きな学びを得た様子。

「患者様を通じて、人との触れ合いの重要性やメイクの力を再確認できました。このような経験を通じて、今後も多くの方を笑顔にする仕事をしたいと思います」との声も聞こえました。