全日本学生遊技連盟が主催した「第1回アミューズメント業界ビジネスコンテスト」が、1月18日から19日にかけて開催されました。エントリー数は148チーム、308名に達し、華やかな競技が行われました。このコンテストは、アミューズメント業界の発展と若手人材の育成を目的に立ち上げられ、初めての試みとして学生たちの斬新なアイデアが試されました。
本戦大会には、厳選された7チームが進出。決勝は、1泊2日の合宿形式で行われ、各チームは新規ビジネスのプレゼンテーションを行いました。審査基準は「資料の完成度」「プレゼンテーションの巧さ」「業界研究度」「市場研究度」「チームワーク」「熱意」「将来性」「ボーナスポイント」の8項目。最高600点満点の中で、大勢の審査員によって順位がつけられました。
優勝を果たしたのは東京都の「天竜閣」チーム。彼らは「遊技を通じてふるさと納税を行う」という革新的なアイデアを提案し、高い評価を得ました。特に「業界研究度」と「市場研究度」において高得点を記録し、494ポイントを獲得しました。この成果により、彼らには賞金77万円が授与されました。
2位には同じく東京都の「JoySphere」チームが輝き、472ポイントを獲得しました。彼らは旅行先で衣服をレンタルできるサービスを提案し、プレゼンの巧みさで評価されました。
3位は徳島県の「イキイキした毎日」チームで、444ポイントを獲得。中古のパチンコ台をリメイクして高級時計として販売するアイデアが評価されました。
4位から7位のチームにもそれぞれ協賛企業からの企業賞が授与され、多くの若手クリエイターが栄誉を得ることができました。特に、DMMぱちタウン賞を受賞した「革命デュアリズム」チームは、パチンコ業界への新たな提案を行ったことで注目を集めました。
コンテスト終了後の優勝チーム「天竜閣」のメンバーからは、地道な努力の結果、創造力を発揮できたことへの喜びが語られました。運営やほかの参加チームへの感謝の言葉もあり、仲間との協力が勝因だったと振り返りました。
審査員として参加したSUSURUさんは、自身の大学時代を思い出しつつ、現代の学生の努力に感心した様子。アミューズメント業界が新たな風を吹き込むためには若者のアイデアが必要であると強調し、今後の発展を期待しました。
この大会は、アミューズメント業界での革新を目指しており、次回の開催への期待も高まっています。皆さんもぜひ、次回のコンテストに注目してみてください。