桐生の若者プロジェクト
2020-07-07 11:03:37
桐生タイムスが若者と共に地域活性化に挑戦する新プロジェクトの始動
地域活性化への新たな一歩:桐生タイムスの挑戦
桐生市にある「桐生タイムス」は、最近の購読者減少や地域の若者の都市圏移住に直面していますが、これに対抗すべく新しいプロジェクトを立ち上げました。高校生を対象に地元就活について考えるこの取り組みは、地域住民と共に進められ、成功することを目指しています。
地方新聞の苦境
新型コロナウイルスの影響や都市部への若年層の流出が進む一方、地方新聞は厳しい状況にあります。しかし、桐生タイムスはこの困難をチャンスに変えようとしていて、今こそ地元の魅力や価値を再認識し、共に考える場を提供することが必要とされています。
プロジェクト「#桐生で働くって」
このプロジェクトは、SNS世代をターゲットに、若者が地元で働くことの重要性を伝え、地域の未来を語り合う場を創出することを目的としています。具体的には、桐生エリアに住む約100名の人々にインタビューし、その結果をまとめた「#桐生で働くって」という動画をYouTubeで公開します。この動画では、50名以上の地域住民が登場し、それぞれの「桐生で働くこと」に対する想いや意見を表現します。
地元の思いを発信する試み
7月1日には、桐生タイムスの公式YouTubeチャンネルも開設され、プロジェクトに関連する動画コンテンツの配信がスタートしました。これによって、動画視聴者からの意見も寄せられ、より広範囲な参加型の取り組みが進められます。また、紙媒体でも特集コーナーを設け、動画出演者やその他の方々へのインタビュー記事も連載する予定です。
地域の未来を共に考える
桐生タイムスが目指すのは、地域住民、特に若者が「桐生で働く」ことについて考え、意見を交わし合うコミュニティの形成です。地元での就職を考える高校生たちが参加しやすい環境を整えることで、彼らが地元の魅力を発見し、地域に根ざした働き方に興味を持つきっかけを提供します。
地域の力を信じて
「桐生タイムス」は創刊75周年を迎え、地域の情報を届ける新聞としての使命を新たにしています。このプロジェクトを通じて、地域の普通の人々の声を届け、共に地域を支えていく体制を整える考えです。地元に対する愛着を持つ「桐生人」として、この地域を支えることが、新聞社としての新たな挑戦でもあります。
皆さんの意見を募集中!
参加を希望する方々には、ぜひ「#桐生で働くって」動画を視聴いただき、感想や意見をお寄せいただきたいと思います。また、深い意見を述べたい方は、「取材希望」とコメントしていただければ、新聞特集に取り上げる候補として検討します。これからも地域が元気になるよう、皆様のご参加をお待ちしております!
桐生タイムスについて
「桐生タイムス」は1945年に創刊され、以来地域とともに歩み続けてきました。現代の多様なメディア環境の中で、自らの役割を再定義し、地域活性化に貢献するため、様々な取り組みを進めています。地域の皆様との対話を重視しながら、今後も地域の情報をしっかりと伝えていく所存です。
会社情報
- 会社名
-
株式会社桐生タイムス社
- 住所
- 群馬県桐生市東4-5-21
- 電話番号
-
0277-46-2511