『大日本市』第16回合同展示会が恵比寿で開催!
2026年の幕開けを飾るイベントとして、奈良県奈良市に本社を置く株式会社中川政七商店が主催する『大日本市』が、2月4日から6日の3日間、東京・恵比寿で開催されます。この展示会は、日本各地から厳選された工芸メーカーが出展し、伝統と現代の融合を体現する作品を披露する場です。
目を惹く110ブランドが参加
今年の大日本市には、初出展のブランドが40を数え、総数110ブランドが参加します。これは過去最多の数字であり、衣食住に関連する多様な商品が一堂に会する貴重な機会です。特に注目されるのは、若手職人や異業種からの転身を果たした作り手たちです。彼らは、ただの伝統を繰り返すのではなく、現代のライフスタイルに適応した新しい魅力を持つ商品を生み出しています。この新たなプロダクトの数々は、工芸の持つ可能性を感じさせるものです。
特別な体験ができる企画も
大日本市では、出展されたブランドとともに特別な体験企画が盛りだくさんです。試食や試飲体験はもちろん、ワインとおつまみを組み合わせたペアリング体験、そして製造工程を学べる職人体験やリペア体験など、ここでしか味わえない貴重な体験が提供されます。
具体的な体験内容の一部を以下にご紹介します:
1.
美味しく飲む、食べる体験
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YATACOLA:大日本市限定フレーバーのスパイス試飲
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おつまみ研究所:地酒とおつまみのペアリング体験
2.
職人の技術を知る実演、体験
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U DOT:靴の形作り(モールド)を実演
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絹屋:シルクの糸繰り体験
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Broom Craft:伝統的な棕櫚ほうきの製作実演
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TORCHIN:火袋貼りの実演
3.
長くものを使う、お手入れ講座
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d&.:アルミ素材のお手入れ方法をレクチャー
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TO&FRO:防水・撥水性のリペア方法
新進気鋭の工芸ブランドの紹介
展示会では、多くの新しいブランドが登場しています。その一部を紹介します。
- - SUKIMA:宇治田原製茶場が手掛ける新しいティーウェア。近代のライフスタイルに合わせたデザインが特徴。
- - 結霜月華:伝統的な「結霜ガラス」技法を復刻した静岡のガラスブランド。
- - 小宮商店:1930年創業の洋傘ブランド。職人による手作りで、独自の音や持ち心地を追求。
- - ナオライ/SAISHIKI:日本酒を低温蒸留した酒を作るブランドと神社がコラボした企画。
- - 三豊ふわりと:香川県の素材を使った大人向けのクラフトわたあめ。
- - ひなたのほしものがたり:無添加のドライフードに注力した宮崎のブランド。
- - 鬢バーム(BIN BALM):伝統的な髪油屋が手掛ける、天然成分100%のヘアバーム。
- - CHANT:全身を洗えるシャンプーバーを提供するコスメブランド。
- - アシゴト:保湿効果のあるリサイクル糸を使用したソックスブランド。
イベントの詳細
- - 開催日時:2026年2月4日(水)~6日(金) 10:00~18:00(最終日は15:00閉場)
- - 会場:恵比寿ガーデンプレイス「ザ・ガーデンホール」
- - 来場予約:予約サイト
- - 来場対象:小売店バイヤー、メディア関係者、行政関係者、商業デベロッパー、メーカー
- - 主催:株式会社中川政七商店
この展示会は工芸の新しい可能性を探るだけでなく、参加することで多くのインスピレーションを得られる貴重な場となること間違いなしです。