借金王ランキング
2026-08-31 10:42:32

借金王ランキング第4回が発表、上位企業の負債増加傾向と財務健全性を検証

借金王ランキング第4回調査報告



リスクモンスター株式会社が実施した「第4回借金王ランキング」において、日本の上場企業の有利子負債額が明らかになりました。1位はトヨタ自動車で、なんと43兆2,054億円もの有利子負債を抱えています。以下、2位はソフトバンクグループ(24兆6,851億円)、3位は日本電信電話(15兆7,116億円)と続きます。

1. 調査の背景



借入には事業成長や安定性を支える重要な役割がありますが、同時に資金繰りや返済の負担を伴います。このため、企業の信用力を評価する際には借入の規模だけでなく、現金、収益力、キャッシュフローなども同時に考慮する必要があります。今回の調査は、金融機関を除く上場企業の有利子負債を集計し、安全性や収益性を分析したものです。

2. 調査結果の概要



調査結果では、トップ20にランクインした企業のうち、18社が前期比で有利子負債の増加を示しました。これは企業が借入によって資金調達を行い、事業拡大を図っていることを示していますが、同時にそれが財務に対するリスクも孕んでいることも見逃せません。特に、自動車業界や通信業界では大規模な設備投資が求められ、そのために借入が必要不可欠であることが強調されています。

3. 上位企業の財務状況



分析の結果、トップ20企業の中で高リスク水準に該当する企業は6社でした。「高リスク水準」とは、現金回転期間が1か月未満、借入依存度が50%を超え、自己資本比率が20%未満の企業を指します。好ましい点として、半数以上の企業が前期に比べて健全性が改善されていることが挙げられます。

4. 収益力の確保



借金王とされる企業は、EBITDAや営業キャッシュフローでも高い数字を記録しています。具体的には、11社がEBITDAランキングに、13社が営業キャッシュフローランキングに名を連ねました。これは、借入をうまく活用して収益を上げていることを示しています。

5. 総評



今回の調査を通じて、借金王ランキングの上位企業は多額の借入がある一方で、財務的には比較的安全性が維持されている結果となりました。借入金は単に負債を増加させるものではなく、企業成長や収益向上に繋がる重要な要素であることが再確認されました。特にトヨタ自動車は、借入金を行いながらも業績が安定していることが顕著な例です。

借入の役割を理解し、適切に活用することが企業へ新たな成長の機会を提供します。また、借入の適切な管理が中小企業においても重要であり、企業が抱えるリスクと可能性を慎重に評価することが求められます。

リスモン調べについて



リスクモンスターが行うこの調査では、今後も企業活動に関するさまざまな切り口から新たな調査を実施していく方針です。企業の信用評価やリスク管理の重要性は、ますます高まっています。



画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

会社情報

会社名
リスクモンスター株式会社
住所
東京都中央区日本橋2-16-5RMGビル
電話番号
03-6214-0350

トピックス(経済)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。