カタール初出展契約
2025-05-14 14:21:05

カタールが「GREEN×EXPO 2027」に初の国際出展契約を締結

カタール、初の「GREEN×EXPO 2027」参加契約を締結



2025年5月13日、東京都千代田区の農林水産省において、2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)への公式参加に関する契約がカタール国と締結されました。この契約は、カタール国にとって初の公式な国際出展契約となり、同国がこの博覧会の国際参加者第一号となります。

調印の様子

カタール国の出展が持つ意義


カタールは、2023年に開催されたドーハ国際園芸博覧会で見せた成功を基に、この次世代の博覧会に参加することで持続可能性、イノベーション、そして文化交流に対する強い意志を示しました。調印式には、カタール国の駐日大使であるジャベル・ジャララ・アルマッリ氏、公益社団法人2027年国際園芸博覧会協会の河村正人事務総長、越川和彦政府委員が出席しました。

アルマッリ大使は、今回の契約を「持続可能な未来への取り組みの一環」と位置づけ、カタールが得た経験を共有することで国際的なパートナーシップを育む機会であると強調しました。

調印式の参加者のコメント


調印式の中での河村事務総長の発言では、カタールの参加はドーハでの成功を受け継ぐ象徴的な意味を持ち、同国の出展を魅力的にするために日本政府と共に最高のサポートを行うことを約束しています。越川政府委員も、1972年から続く日本とカタールの友好関係がより深まる機会であると述べ、カタールのグリーンイニシアティブを博覧会で紹介することに大きな意義があると触れました。

調印後の記念撮影

博覧会の展望


2027年の国際園芸博覧会は、日本の横浜市での開催が予定されており、カタールの出展はこのイベントの重要な柱となります。カタール国は、過去の博覧会で常に高い品質の展示を誇っており、これからの準備においてもその伝統を引き継ぎつつ、新しい体験を来場者に提供することが期待されています。国際園芸家協会のティム・ブライアクリフ事務局長も、カタールの参加決定を歓迎し、来場者に素晴らしい体験を約束しています。

2023年ドーハ国際園芸博覧会との関係


2023年10月2日から2024年3月28日にかけて開催されるドーハ国際園芸博覧会は、「緑の砂漠、よりよい環境」というテーマのもと、カタールがその運営を担当しました。日本政府も出展を行い、博覧会のPRに寄与しました。特に、屋内展示での「金賞」、屋外展示での「銅賞」を受賞し、その成功を祝うと共に、次回の開催地である日本への開催旗の引渡しが行われました。

まとめ


生態系の保全や持続可能な取り組みが求められる中で、GREEN×EXPO 2027はその重要性を再確認する場と言えるでしょう。カタール国の出展がどのようにこの博覧会に彩りを添え、今後の国際的な展示業界に影響を与えるのか、大きな期待が寄せられています。持続可能性とイノベーション、新しい文化の融合を果たす場として、2027年の国際園芸博覧会は世界中の注目を集めることになるでしょう。


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会社情報

会社名
公益社団法人2027年国際園芸博覧会協会
住所
神奈川県横浜市中区住吉町1丁目13番地 松村ビル本館
電話番号
045-307-2027

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