水素吸入療法の新たな一歩
株式会社SUISO JAPAN(本社:大阪府高槻市)は、医療機関専用の水素吸入器『Suilive SS-700M』を使用し、脳卒中患者および頭部外傷患者に向けた有効性と安全性を検証する共同臨床研究を行うことを発表しました。この研究には、京都済生会病院と京都第二赤十字病院をはじめとする複数の大型病院が参加します。
水素ガス吸入療法の医療的背景
水素吸入療法は、近年、虚血や再灌流障害、神経障害を軽減する可能性があるとされ、国内外での研究が進められています。実際、2016年にはこの療法が日本において先進医療Bとして認定されており、臨床応用に向けた動きが存在します。また、海外の多施設共同臨床研究では、水素吸入により心停止後の患者において生存率が顕著に向上したことが報告されています。
共同研究の目的と内容
本共同研究の目的は、水素吸入療法の治療補助としての有効性を確認し、この方法が脳卒中や頭部外傷の標準治療にどのように役立つかを明らかにすることです。具体的には、以下の項目について検証を行います:
- - 治療の有効性
- - 安全性の確認
- - 臨床現場に適した治療プロトコルの最適化
研究体制の詳細
この研究には、以下の医療機関が参加します(2026年1月時点):
- - 京都済生会病院(京都府京都市)
- - 京都第二赤十字病院(京都府京都市)
研究を指導するのは、社会福祉法人恩賜財団 京都済生会病院の脳神経外科主任、吉浦 徹 医師です。対象となるのは、急性期の脳卒中患者および頭部外傷患者で、彼らの症状改善や予後の改善が期待されています。
Suilive SS-700Mの特長
『Suilive SS-700M』は、医療機関向けに開発された高性能な水素吸入器です。以下の特長があります:
- - 高濃度水素ガスを安定的に出力
- - 安全性と耐久性に優れた設計
- - 長時間使用に適した仕様で、鼻腔内での優位性を高めるための適温冷却水素ガスの生成が可能(特許技術)
この高濃度水素吸入器は、日本国内の厳しい品質管理基準に基づいて製造されています。
今後の展望
株式会社SUISO JAPANの代表取締役、稲石 陽氏は、「国内外での臨床研究を推進し、水素療法の標準化を図ることで、新たな治療手段として社会に実装していくことを目指します」と意気込んでいます。この共同研究により得られるデータは、水素吸入療法のさらなる可能性を開く重要な証拠となることでしょう。
会社概要
株式会社SUISO JAPANは、高濃度水素吸入器とその関連機器の研究・開発・製造・販売を行っています。公式サイトはこちらです:
SUISO JAPAN