地域活性化への一歩!防犯ブザー贈呈プロジェクトの取り組み
大阪府内の商業施設「キューズモール」が展開する『キューズモールスマイルプロジェクト』が、地域の新一年生に防犯ブザーを贈る活動を行っています。これは、地域社会との結びつきを強め、子どもたちの安全を守ることを目的とした取り組みです。
プロジェクトの背景
このプロジェクトは、東急不動産とその関連会社が運営するキューズモールが中心となり、2013年から始まったものです。目的は、地域と共に活性化を目指すことにあり、「街は、おおらか。人は、ほがらか。」というスローガンのもと、地域の笑顔を広げるための様々な活動を行っています。
特に今年のプロジェクトは、2024年3月1日から2025年2月28日までの期間で実施され、地域の方々から寄付されたポイントを利用して、3,771個の「キューズモールオリジナル防犯ブザー」が寄贈されました。この防犯ブザーは、大阪府箕面市、兵庫県尼崎市、大阪府大阪市の41校の新一年生に向けて配布されています。
寄贈の実施
寄贈された防犯ブザーは、地域の小学校に通う新一年生全員に届けられます。箕面市においては、1,423個、尼崎市には512個、大阪市には1,836個が寄贈されます。この取り組みは、犯罪や声掛け事案から子どもたちを守ることを目的としています。
寄贈式では、各市の代表者から感謝の言葉が述べられ、特に箕面市からは「市立小学校と小中一貫校の全ての新一年生へ御礼の意を込めてお届けし、日常の安全に役立てます」といった発言がありました。
パートナーシップと地域貢献
本プロジェクトは、地域の皆様からの寄付を通じて実現されており、これまでの13年間で304万3,427ポイントもの寄付が集められてきました。このように、多くの地元の方々が参加することで、地域全体の安全意識を高めることにもつながります。
また、前述のように、このプロジェクトは「防犯CSR実践企業」としての認識も得ており、地域防犯に関する取り組みにおいて高く評価されています。
環境経営と長期ビジョン
このような地域貢献活動を通じて、東急不動産は「GROUP VISION 2030」の目標達成にも挑んでいます。このビジョンでは、環境経営やデジタルトランスフォーメーション(DX)を進めることで、持続可能な社会の実現を目指しています。
2022年には再生可能エネルギーへの100%切り替えも完了し、2024年には、国内事業会社として初めて「RE100」の目標達成を認定される見込みです。
結論
この防犯ブザー贈呈プロジェクトは、地域の新一年生たちの安全を守りながら、地域貢献の重要性を再認識させてくれるものです。今後もこのプロジェクトが地域と共に発展していくことを期待します。これからも「キューズモール」は、人々の笑顔を生むために、活動を続けることでしょう。