環境保全のための集い:観音崎海岸ビーチクリーン
2024年9月29日、神奈川県横須賀市に位置する観音崎海岸では、株式会社共立メンテナンスが主催するビーチクリーン活動が行われました。この活動には、同社が運営する学生会館“Dormy”に入居する寮生、ラビスタ観音崎テラスのスタッフを含む40名が参加し、海岸線のごみ回収に取り組みました。
環境保全への取り組み
共立メンテナンスは、横須賀市が発表した「海洋プラスチックごみ対策アクション宣言」に賛同。ビーチクリーン活動は、その一環として実施されています。地域住民との交流を深め、環境保全に貢献することを目的としており、特に学生たちにSDGs(持続可能な開発目標)に対する理解を深めてもらうことを重要視しています。今年の活動では、共立メンテナンスが展開するリゾートホテル「ラビスタ観音崎テラス」の存在も大きなポイントです。このような地域貢献が、企業の社会的責任を果たしながら、地元との結びつきを強める狙いがあります。
活動内容
ビーチクリーンは、本日10時から「SDGsアクションカードゲーム」で参加者の親睦を深めることから始まりました。このアクティビティでは、様々な国や地域のSDGsに関する情報を学びながら、参加者同士が友情を育んでいきます。その後、11時30分から本格的なごみの回収作業が始まりました。
チーム分けされた参加者たちは、ごみ回収の他にも、SDGsに関連するクイズやフォトコンテストを行い、楽しみながら取り組みました。ビーチには多くのプラスチックごみが漂着しており、約1時間の清掃活動で数十キロのごみが集められました。
参加者の声
ビーチクリーンに参加した寮生たちからは、活動の意義や楽しさについての意見が聞かれました。「達成感がすごくあり、毎回参加するたびに楽しめる」「他の寮生と協力し、仲間ができた」「韓国でも清掃活動をしていたので、このような経験ができて嬉しい」といったコメントが寄せられ、SDGsへの理解がより深まったようです。彼らの声は、活動が促す友情や環境への思いを強く感じさせます。
今後の展望
今年のビーチクリーンが成功裏に終わり、当日参加者同士の交流が活発だったことを受けて、担当者は今後の活動に対する期待を語っています。「引き続き地域の役に立ち、SDGsに寄与するような取り組みを続けていきたい」と意欲的な姿勢が伺えます。これからも、企業と地域が手を取り合って環境保全に取り組む姿勢が多くの人々に伝わり、大きな波を作ることを期待しています。
共立メンテナンスの紹介
共立メンテナンスは、1979年に設立され、学生寮やリゾートホテルの運営を行っています。“ヒューマンメンテナンス”の考えを基に、食・住・癒しの分野で社会貢献を図っています。今回のビーチクリーンもその一環であり、地域社会との関係を深めるために活動を展開しています。今後も継続的に地域に貢献し、新しい価値を提供していく姿勢をぜひ見守りたいものです。