ハイブリッド就職活動
2025-02-18 10:39:46

2026年卒の就活生が選ぶハイブリッド型就職活動の実態

2026年卒の就活生が選ぶ新しいスタイル



2026年卒業予定の学生たちが今後の就職活動に求めるスタイルは、オンラインと対面のいいとこ取りをした「ハイブリッド形式」であることが、株式会社i-plugが実施した調査から明らかになりました。新卒オファー型の就活サービス、OfferBoxを提供する同社が、26卒生を対象に行った「就職活動の選考過程に関する調査」によると、圧倒的多数の学生がオンラインを取り入れた選考プロセスを希望しつつも、最終的には対面形式を望む傾向が見受けられました。

オンラインと対面の両方のニーズ



調査結果によると、92.1%の学生が「オンラインを取り入れた選考過程」を希望していますが、その中で「全てをオンラインで執り行う」と回答したのは27.6%にとどまりました。この数字は、前年の調査から4.1ポイントの減少を見せており、一方でオンラインと対面の両方を取り入れたハイブリッド形式を望むとする学生は69.5%に達し、前年と比較して4.4ポイントも増加しました。この結果は、多くの学生がオンラインの利便性を享受しつつも、企業の雰囲気や社風を直接感じ取ることを重視していることを示しています。

さらに、対面で企業と会いたい理由としては、79.3%が「企業の雰囲気や社風を知るため」と回答しました。これは、前年の75.4%から3.9ポイントの増加を示しており、学生が対面で得られる情報の重要性を認識していることが伺えます。また、「対面で話す方が理解しやすい」と回答した学生も53.0%で、この割合も前年から4.7ポイント増加しています。

オンラインの利点も無視できない



一方、オンラインで企業と接触したい理由として、最も多かったのは73.1%が挙げた「移動時間を削減したいため」でした。また、55.5%の学生が「学業や課外活動で忙しいため」と答え、前年からは10.4ポイントの増加です。これらの結果は、時間の効率性を重視する現代の学生像を浮き彫りにしています。

企業側の動向



企業サイドではどうかというと、面接のオンライン/オフラインの形式について、251件の有効回答を得た調査では、「最終面接のみオフラインで実施」と回答した企業が31.3%に達し、前年より6.5ポイントの減少を見せました。逆に「1次面接以降はオフライン」で行う企業は20.7%に増えており、全体的にオフラインを重視する傾向が強まっています。このように、就活生と企業のニーズがだんだんと重なりつつあることが確認できる結果となりました。

調査の概要



この調査は、OfferBoxに登録している2026年卒業予定の学生を対象に、2025年1月20日から24日の期間中に行われ、有効回答数は715件にのぼります。また、企業向けの調査も同時に行われ、256件の企業が参加しました。

まとめ



就職活動は進化を続ける中、2026年卒の就活生たちは、オンラインの便利さと対面での体験の両方を求めています。今後もこのハイブリッドスタイルの就職活動が主流になっていくことでしょう。学生の声を受けて、企業側もそれを反映させる動きが期待されます。今後の就職活動がどのように展開されるのか、注目が集まります。


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会社情報

会社名
株式会社i-plug
住所
大阪府大阪市淀川区西中島5-11-8セントアネックスビル3階
電話番号
06-6306-6125

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