ジャーナリスト賞公募開始
2025-12-18 09:12:26
第13回山本美香記念国際ジャーナリスト賞の作品公募が開始されました
第13回山本美香記念国際ジャーナリスト賞の公募
一般財団法人山本美香記念財団は、待望の第13回「山本美香記念国際ジャーナリスト賞」の作品公募を開始しました。この賞は、ジャーナリストたちが不条理な状況下でどのように取材活動を行い、その視点で現実を伝えていくかを顕彰することを目的としています。締切は2026年3月5日(木)で、受賞者の発表は5月中旬を予定しています。
対象作品と応募要項
本賞の応募対象は、2025年1月から2026年2月までに発表された取材活動とそれに関連する作品です。主に評価されるのは写真、映像、記事ですが、ニュース性の高いドキュメンタリー映画やルポルタージュも対象に含まれます。特に、紛争状況や災害の中で生きる人々の姿を描いた作品を求めています。
ジャーナリストたちは、ただ事実を伝えるだけでなく、人々の苦しみや逞しさを見つめ、それを世界に発信する役割を担っています。この賞はそのような活動に対し、国際的な舞台での認知を促すことを目指しています。応募にあたって、参加者は自薦または他薦が可能であり、国籍を問わずどなたでも応募できます。
応募方法と賞金額
応募方法は、山本美香記念財団の公式ウェブサイトにて詳細が案内されています。応募シート及び作品は、指定された締切までに必ず提出する必要があります。また、受賞者には30万円の賞金が授与される予定です。
選考委員の顔ぶれ
選考委員には、ノンフィクション作家の稲泉連、ドキュメンタリー監督の笠井千晶、ジャーナリストの吉田敏浩など、著名な専門家が揃い、質の高い作品が選ばれます。彼らは、応募作品が人間性や意義を持つものであるかを重視し、選考にあたります。特に独立系のメディアやフリーランスに所属するジャーナリストを応援する姿勢が強調されています。
山本美香記念財団の意義
2012年に設立されたこの財団は、ジャーナリストの人材育成及び支援を通じて、世界中での様々な紛争や抑圧されている人々の現状を伝える活動を続けています。その象徴的な存在である山本美香は、アフガニスタンやイラクなど数多くの紛争地域で取材を行い、特にイラク戦争に関する報道で名を馳せました。彼女は、シリア内戦取材中に殉職し、多くの人々の記憶に刻まれています。彼女の意志を引き継いだこの賞は、次世代のジャーナリストたちにその精神を受け継いでほしいという思いが込められています。
この機会に、ぜひあなたも活動の一環として応募し、山本美香記念国際ジャーナリスト賞を目指してみてはいかがでしょうか。人々の真実を語る力が、世界をより良くする手助けとなることを期待しています。
会社情報
- 会社名
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一般財団法人 山本美香記念財団
- 住所
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