シュナイダーの新スターター
2025-01-31 11:51:13

シュナイダーエレクトリックが新たなソフトスターターを発表し市場を強化

シュナイダーエレクトリックがソフトスターターのラインアップを拡充



シュナイダーエレクトリックは、同社のモーター制御製品であるソフトスターター「Altivar™Soft Starter」の新しいシリーズを発表し、日本市場への提供を開始しました。新たに追加されたのは、スタンダードマシン向けの「ATS430シリーズ」と、ハイエンドマシン向けの「ATS490シリーズ」。これにより、より広範な用途に対応できるラインアップが実現しました。

ソフトスターターの役割とは?



ソフトスターターは、モーターをショックなく始動・停止させるための装置であり、コンベア、ポンプ、ファンなどの機器において使用されます。特に日本市場では、速度制御が不必要な場合でも、インバーターが使用されることが一般的でした。そのため、ソフトスターターの必要性が見過ごされてきたという歴史もあります。しかし、シュナイダーエレクトリックは、モーター制御が求められる場面でのオプションとして、2024年3月よりソフトスターターの提供を開始。多くの現場に導入される実績を積んでいます。

新シリーズの特長



ATS430シリーズ



ATS430シリーズは、シンプルな機械やスタンダードな産業用機器向けに設計されています。主な対象機器には、コンベアー、ファン、ポンプ、コンプレッサーが含まれます。このシリーズは、バイパスリレーを内蔵し、トルク制御や電力・コンディションモニタリング機能を装備。これにより、安全性と効率性を兼ね備えた高性能を提供します。

ATS490シリーズ



一方、ATS490シリーズは、産業用機器やプロセス、インフラ向けに設計された最上位モデルです。こちらもバイパスリレーが内蔵されており、逆転運転、ジョグ運転、アンチジャム、サイクリックスタート保護など、豊富な専用機能を搭載しています。標準でWebサーバー機能や電力・コンディションモニタリング機能も備えており、高度な制御が要求される現場での使用に適しています。

ラインアップの強化



今回のラインアップ追加により、シュナイダーエレクトリックは、モーター制御に関するソリューションを強化しました。シンプルな機器から、より高度な制御を必要とする機器まで、様々な産業や用途、異なる容量に対応可能な製品が揃いました。これは、シュナイダーエレクトリックの持続可能性と効率性に対するビジョンに向けた一環です。

また、シュナイダーエレクトリックは、「Life Is On」を企業の理念として掲げ、エネルギーと資源の最大限の利用を促進しています。持続可能性と効率性の両立を目指す同社の取り組みは、今後も多くの業界に影響を与えることでしょう。

エネルギーと効率のパートナーとして



シュナイダーエレクトリックは、168,000人の従業員と100万以上のパートナーを擁し、100か国以上で事業を展開しています。新しいソフトスターターシリーズは、その技術とサービスを武器に、顧客やステークホルダーとの関係性を強化し、持続可能な未来を築くための手助けをしています。これからも、シュナイダーエレクトリックの動向に目が離せません。


画像1

画像2

会社情報

会社名
シュナイダーエレクトリック
住所
電話番号

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。