大阪・関西万博での新たな決済手段、EXPOトークンとは?
株式会社HashPortは、2025年に開催される大阪・関西万博に対応した新しいトークン「EXPOトークン」を発表しました。これは、ブロックチェーン技術を活用したもので、1コインが1円として決済に使える革新的な手段です。万博の理念である「未来の社会の実験場」を体現し、電子マネーサービス「ミャクぺ!」との連携が予定されています。
EXPOトークンの基本情報
EXPOトークンは、万博に関連する様々な活動への参加を通じて獲得可能で、万博の盛り上がりを促進するためのインセンティブとして機能します。HashPortが開発したアプリ「EXPO2025デジタルウォレット」を介して、ユーザーごとに発行されるSBTデジタルパスポートに基づき、安全に利用することができます。
このトークンは、大阪・関西万博の公式電子マネーサービス「ミャクぺ!」にチャージすることで、全国のVisa加盟店で利用可能になります。技術的には、Visaのタッチ決済やNTTドコモの「iD」など広範なシステムと連動し、スムーズな支払い体験を実現します。さらに、海外からの来場者向けにはステーブルコインとの交換機能の検討も進めており、国際的なユーザーにも対応することを目指しています。
サービス展開のロードマップ
EXPOトークンは、二つのフェーズに分けて導入される予定です。
フェーズ1(2025年4月〜)
この期間には、万博や関係イベントへの参加を通じてトークンを獲得することができます。例えば、各種キャンペーンや来場時にトークンを獲得し、それを「ミャクぺ!」にチャージして利用する仕組みです。また、SBTデジタルパスポートを持つユーザー間でのトークンの送信も可能であり、これにより友人や家族との間でのトークンの受け渡しを通じて、日常的にも活用できるようになります。
フェーズ2(2025年5月以降)
ここでは主に海外来場者を対象としたステーブルコインとの交換機能が追加される予定です。この機能により、万博開催地での利便性がさらに向上します。
EXPOトークンの使い道
EXPOトークンは、大阪・関西万博の各イベントにおいて、リアルタイムでの決済手段として機能します。特定のQRコードをスキャンしたり、SBTを取得することでトークンのエアドロップが行われ、ユーザーにとって特別な体験が得られます。
日常生活の中でも、デジタルウォレットを介したキャンペーン参加によってリワードとしてトークンを集めることができ、万博関連イベントに行けない方でも参加可能なエアドロップがあります。
さらに、「ミャクぺ!」へのチャージを通じて、さまざまな店舗で現金の代わりにトークンを使用できる点は、大きな魅力です。これにより、万博会場の内外での決済がスムーズに行えるようになります。
開幕記念キャンペーン
2025年4月13日の万博開幕に際し、EXPO2025デジタルウォレットでは紹介キャンペーンを実施します。新しきユーザーがアプリに登録することで、50 EXPOトークン(約50円相当)が獲得でき、更に最大100人への紹介を通じて、合計5,000トークンまで獲得するチャンスがあります。また、20人以上の紹介で豪華な特典も付与される予定です。
未来への展望
EXPOトークンの導入により、万博における決済の安全性と利便性を兼ね備えた新しい基盤が築かれます。これは、Web3技術の進化を牽引する重要な一歩として期待されています。大阪・関西万博を通じ、これからのデジタル社会の在り方にも大きな影響を与えることでしょう。
詳細な情報は、EXPO2025デジタルウォレットの公式サイトやアプリを通じて確認できます。大阪・関西万博の参加者には、ぜひこの新しいトークンのエコシステムを楽しんでいただきたいと思います。