製造業の未来を見据えたサプライチェーンリスク対策セミナーが開催
2024年7月22日、株式会社日本ビジネスプレスの主催により、船井総研ロジ株式会社の執行役員兼コンサルティング本部副本部長である田代三紀子氏が「今後取り組むべき製造業のサプライチェーンリスク」をテーマに講演しました。このセミナーでは、製造業が直面するさまざまなリスクと、その対応策について深堀りされました。
講演の主なポイント
田代氏の講演は、製造業が変革を求められる現代において、サプライチェーンのリスク管理がいかに重要であるかに焦点を当てました。特に、2024年問題として知られる物流業界の構造的な変化について多くの注目が集まっています。この問題は、単に物流の運営に留まらず、製造業全体の生産性にも大きな影響を与える可能性を秘めています。
講演者の背景
田代氏は、物流戦略の策定やコスト削減の支援を行っており、特に製造業や小売業において豊富な経験を持っています。彼女は、化学や日用雑貨などの業界に精通しており、物流分野における女性コンサルタントとしても知られ、脱炭素やESGロジスティクスに関する研修やコンサルティングを手がけています。このような実績からも、製造業が直面する課題に対する理解が深いことが伺えます。
サプライチェーンリスクのテーマ
田代氏は、講演において、今後の製造業において特に注意すべきサプライチェーンリスクについて詳述しました。これには、以下の項目が含まれます:
1.
サプライヤーの不安定性: 供給元の状況が変化する中で、安定した供給を確保するためのリスク管理が求められます。
2.
環境規制の強化: 環境に配慮したロジスティクスの実践が、今後のビジネスにおいて不可欠になること。
3.
需要の変動: 消費者ニーズの変化に迅速に対応できる体制の構築が必要です。
これらのリスクに対する理解を深め、的確に対策を講じることが、企業の競争力を保持するためには重要な課題となります。
受講者の反応
セミナーの参加者からは、田代氏の講演内容に対する高い評価が寄せられました。参加者は、具体的な事例やデータを交えた解説により、物流業界の内情やサプライチェーンリスクの重要性を再認識することができたと語っています。また、講演後には質疑応答の時間も設けられ、参加者からの多くの質問が寄せられました。これに対し、田代氏は分かりやすく丁寧に答え、理解を深める機会となりました。
関連資料のご紹介
講演の際に触れられた「物流リスクは止まらない!」という無料ダウンロード資料も注目されています。この資料では、2024年問題についての詳細や、荷主企業として取り組むべき対策ポイントが解説されています。興味をお持ちの方は、ぜひ
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会社紹介
船井総研ロジ株式会社は、全国にオフィスを構え、業界の最新動向を発信する日本最大級の総合物流コンサルティング会社です。物流戦略の策定から倉庫の現場改善、物流コストの抑制まで、幅広いサービスを提供しています。特に、荷主企業の物流担当者のための情報交換コミュニティ「ロジスティクス・リーダーシップ・サロン」を運営しており、業界の知見を広める活動にも力を入れています。詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。
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