雑誌『ハルメク』がシニア女性向けのAI講座をスタート
2026年5月20日、代官山の蔦屋書店SHARE LOUNGEで、販売部数No.1雑誌『ハルメク』が主催するAI講座「はじめてのAIとの付き合い方」が初めて開催されました。このイベントは、暮らしに役立つAIの活用法を学べる機会を提供し、特に50代から70代の女性たちの参加がありました。
反響の大きさ
当初の定員を上回り、36名のシニア女性がこの講座に参加しました。参加者たちは、生成AIに対する「難しそう」や「なんとなく怖い」という不安を持ちつつも、「世界一物知りな孫」という切り口で、新しいAIとの付き合い方を学びました。
参加者の声:
「こんなに便利だとは思わなかった」「これからの生活に役立ちそう」と、AIに対する不安が薄れ、生活をサポートする存在としての可能性を感じた様子です。
シニア世代のAI活用の現状
最近の調査によると、シニア世代におけるAIの利用は確実に増加しています。2026年3月に実施されたハルメクの調査では、60代と70代のAIサービスの利用率は37.6%との結果が出ています。しかし、同時に多くのシニア女性がAIに対して恐怖感を抱いているという調査結果もありました。これは、読売新聞社による調査で60代女性の3割以上が「なんとなく怖い」と感じていることが分かりました。
このような背景から、ハルメクはシニア世代にとってのAIの利用の第一歩を後押しする講座を企画しました。AIは難しい技術ではなく、「世界一物知りな孫」のように親しみやすい存在であることを体験してもらうことが目的です。
講座の内容
講座は前半が座学で、AIに対する不安の正体や安全な付き合い方を学びます。そして後半は実践パートが行われ、参加者が自身のスマートフォンを使ってAIを操作しました。具体的には、以下のようなテーマが用意されていました:
- - 冷蔵庫の残り物を使ったレシピ相談
- - 旅行プランの提案
- - お断りメール文の作成
- - 画像生成体験(ペットの写真を加工し、理想のイメージを作成)
多くの参加者が「AIを日常に取り入れるイメージが持てた」「簡単に画像が修正できて驚いた」と意見を述べ、実際にAIと触れ合う中で、その便利さを実感しました。さらに、情報をうのみにしないことや真偽を見極める視点についても解説し、AIリテラシーに関する学びの機会にもなりました。
ハルメクとSHARE LOUNGEのコラボレーション
この講座は、ハルメクとSHARE LOUNGEの両社が共通の思いを持って実現しました。ハルメクは、シニア女性が安心してAIを体験できる場としてSHARE LOUNGEを選びました。安定したWi-Fi環境の下で、スマートフォンを使っての講座が円滑に行える点に期待を寄せています。また、SHARE LOUNGEはこれまで若年層中心の利用が多かった場を、幅広い世代が参加できる交流の場に発展させたいと考えていました。
ハルメクとSHARE LOUNGEが協力することで、世代間のコミュニケーションを促進する新しい取り組みが始まりました。
今後の展望
このAI講座は、今後も全国のSHARE LOUNGEで順次開催される予定です。以下の日程での開催が決まっています:
- - 6月3日(水):SHARE LOUNGE 多賀城(宮城県)
- - 6月26日(金):TSUTAYA BOOKSTORE 金沢エムザ SHARE LOUNGE(石川県)
- - 7月27日(月):福岡天神 蔦屋書店 SHARE LOUNGE(福岡県)
- - 8月25日(火):二子玉川 蔦屋家電 2階 E-room1(東京都世田谷区)
また、7月号の雑誌『ハルメク』では特集が組まれ、シニア女性に向けたAIの基本から実生活での活用法を解説した内容が掲載される予定です。
今後もハルメクは、シニア女性がよりデジタル社会で活躍できるよう支援していくことを目指しています。