高知の海で科学と自然を体験する貴重なイベント開催
海洋研究と環境保全に取り組む、一般社団法人タラオセアンジャパンが、2025年5月31日(土曜日)に高知県土佐市宇佐にて海洋教育イベント『科学でひもとく!ブルーカーボン生態系のチカラ』を開催します。このイベントは、ブルーカーボン生態系における海藻や海草の重要性を科学的に学びながら、実体験を通じて地域の自然に親しむことができます。
タラオセアンジャパンの活動とは?
タラオセアンジャパンは、2003年にアニエスベーによって設立されたフランスの公益財団法人タラオセアンの日本支部です。主に地球温暖化や海洋環境の変化がもたらす影響に関する研究を推進しており、特に「科学探査船タラ号」による調査活動が知られています。2020年から2023年には、日本の沿岸におけるマイクロプラスチックの調査なども行ってきました。
ブルーカーボンプロジェクトの概要
今回のイベントは、タラオセアンが進める『Tara JAMBIOブルーカーボンプロジェクト』の一環です。このプロジェクトは、ブルーカーボン生態系の科学的な調査を通じて、その重要性を広めることを目的としています。全国各地での調査拠点を活用し、一般の方々にもその価値を知ってもらうため、啓発活動が行われています。
イベントの内容
当日は、セミナー、ビーチクリーン、科学の実験や観察など、多彩なプログラムが用意されています。参加者は、子どもから大人まで楽しむことができる各種アクティビティを通じて、ブルーカーボン生態系の仕組みや重要性について学ぶことができます。このイベントは、前回4月に静岡県下田市で開催され、多くの来場者に恵まれ好評を得ました。
高知の豊かな自然環境を舞台に、普段なかなか体験できない海洋教育を楽しむことができるこのイベントにぜひご参加ください。
詳細と参加方法
- - 日時: 2025年5月31日 (土) 09:30-12:00(受付は9:20から)
- - 場所: 高知大学総合研究センター 海洋生物研究教育施設 (土佐市宇佐町井尻194)
- - 定員: 20名程度
- - 対象: 小学3年生以上(中学生や大人の参加も歓迎)
- - 参加費: 無料
- - 申込方法: タラオセアンのGoogleフォームからお申し込みください。受付は2025年5月28日(水)まで、定員に達した時点で締切ります。
主催と協力
本イベントは、タラオセアンジャパンおよびTara JAMBIOの主催で、高知大学総合研究センターの協力により実施されます。自然を知り、未来を考える大切な機会を通じて、地域社会における環境教育の重要性を一緒に考えましょう。