富士ソフトが新たな経営体制「Gen.2」導入へ、デジタル変革を推進

富士ソフトが進める「富士ソフト Gen.2」への改革



富士ソフト株式会社(代表取締役社長執行役員兼CEO: 室岡光浩)は、2026年度より新たな経営体制「富士ソフト Gen.2」を展開していくことを発表しました。この新体制は、AI(人工知能)、IT(情報技術)、およびオペレーショナルテクノロジー(OT)の統合を進め、エンドツーエンドで社会や産業システムの信頼性を高め、企業価値の持続的向上を目指します。

新体制実施の背景



企業活動を取り巻く環境は急速に変わり続けています。具体的には、サプライチェーンの不確実性や人材不足の常態化が顕著に表れています。また、IT投資の重点が効率化から事業の核心へシフトしていることも、SIer(システムインテグレーター)に求められる新たな役割を明確にしています。特に生成AIの進展が進む中、単に開発や運用を行うだけでなく、経営変革をサポートするパートナーシップの重要性が増しています。このような時代背景を受けて、富士ソフトは従来の人月型・プロジェクト型ビジネスモデルから、オファリング(製品・サービスの提供)に基づく成長モデルへの転換を進めていきます。

2026年度新体制の概要



1. CxO制の導入


新しい経営体制で、CEOを中心に2名のCo-COO、CRO(チーフリスクオフィサー)、CMO(最高マーケティング責任者)、CHRO(最高人事責任者)、CTO(最高技術責任者)、CFO(最高財務責任者)といった専門家によるCxO体制を構築します。この体制を通じて、迅速な意思決定やデータドリブン経営を実現し、迅速な投資判断を下すことが可能になります。

2. BU制の導入


新体制では、以下の3つのビジネスユニット(BU)を設置します。
  • - 社会インフラビジネスユニット
  • - 組込/制御ビジネスユニット
  • - ソリューションビジネスユニット

これらのビジネスユニットごとに、P/L(損益)責任を明確にし、各ユニットが独自に成長を狙うことが求められます。

3. クロスマトリクス経営の推進


新体制の基本方針には「縦で稼ぎ、横で鍛え、中央で回す」を掲げ、BUによる事業推進とCxOによる横断的な機能を融合させてシナジー効果を最大化します。

企業理念の再定義


また、新体制の文化的基盤として、「富士ソフトの精神」を継承しつつ新たに企業の目的や使命、ビジョンを再定義しました。企業理念は「社会の発展とお客様の価値創出に寄り添う、かけがえのない存在であり続ける」とし、全従業員がこの理念を理解し、実践できるようにタウンホールミーティングやCEOとの直接対話などを通じてのコミュニケーションを強化していく方針です。

今後の展望


今後、富士ソフトは2026年度を「変革の基盤構築フェーズ」と位置づけ、段階的に事業戦略や技術戦略、人材戦略などの詳細を発信していく計画です。また、年間を通じて定期的に情報を開示し、変革の進行状況をお知らせしていく予定です。この取り組みは、企業文化そのものを変革するための重要なステップであり、持続可能な成長を促進することが期待されています。

これらの施策が成功し、富士ソフトが新たな時代のリーダーとしての役割を果たすことに期待が高まります。

会社情報

会社名
富士ソフト株式会社
住所
神奈川県横浜市中区桜木町1-1
電話番号
045-650-8811

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