エネルギー新時代
2025-04-01 15:55:02

グリーンエナジーがクローバー・テクノロジーズ子会社に出資しエネルギー新時代へ

グリーンエナジーの新たな展開



2025年1月、クローバー・テクノロジーズの100%子会社である株式会社GREEN ACTIONが設立されました。この新たな企業は、再生可能エネルギーの導入を一層推進することを目指して、発電調整や系統用蓄電池のアグリゲーター事業に注力します。特に、同社は2030年までに日本国内の住宅に蓄電池を設置し、需給バランスを改善することを目的としています。

このプロジェクトに対し、株式会社グリーンエナジー&カンパニーが株式の51%を取得し、共同で事業を推進していくことが決定しました。グリーンエナジーの社長、鈴江崇文氏は、再生可能エネルギーを地元で生産し消費するエネルギーの地産地消を目指すとともに、これによって新たな地域経済の活性化も視野に入れています。

系統用蓄電池の重要性



エネルギーの需給管理において、系統用蓄電池の導入は不可欠です。日本では、昼間に余剰電力が発生し、約45万世帯分の電力が無駄に捨てられているという現実があります。この電力を系統用蓄電池に貯蔵することで、夜間にその電力を活用し、化石燃料への依存度を下げることが可能です。

エネルギー自給率の向上



日本が輸入に依存する化石燃料の約90%を背景に、系統用蓄電池は重要な役割を果たします。国内の再生可能エネルギー施設で発電した電力を貯蔵し利用することで、エネルギー自給率を高めることが期待されています。実際、この取り組みを通じて、エネルギーの地産地消が実現し、地域活性化にも寄与することを目指しています。

グリーンエナジーの取り組み



グリーンエナジー&カンパニーは、個人が主体となる「太陽を源にしたエネルギー」を創造し、電気代がかからない暮らしを支援する新しいインフラの構築に挑戦しています。プライベート発電所や系統用蓄電池GX-Packなどの製品を通じて、持続可能な社会の実現に寄与するため、年間約4,900件の発電施設の開発実績を誇ります(2025年1月時点)。

未来への展望



クローバー・テクノロジーズも、企業理念「幸せあふれる未来を創る」を掲げ、エネルギー問題の解決に励んでいます。特に脱炭素社会の実現に向けた取り組みや、非常用電源の確保に関する提案を行うことによって、地域社会に貢献しています。これからのエネルギー市場における持続可能な未来への期待が高まっています。

新たに始まったこの事業が、地域経済や環境に与える影響は計り知れません。私たちの生活に直接影響を与える再生可能エネルギーの普及が進む中、クローバー・テクノロジーズとグリーンエナジーの連携がどのような成果をもたらすのか、引き続き注目が必要です。


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会社情報

会社名
株式会社クローバー・テクノロジーズ
住所
大阪市西区新町1-5-7四ツ橋ビルディング6階
電話番号
06-4393-8301

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