伊勢谷友介氏が語る社会課題とビジネスの未来「第9回ワクセル会議」

2025年6月8日、東京都渋谷区にて「第9回ワクセル会議」が開催されました。この会議は、メンバーやゲストが集まり、社会貢献やビジネスの新しい視点について対話する貴重な場となっています。「ワクセル」という名前は、コラボレーションを通じて夢を実現するコミュニティを指しており、ここにはさまざまなバックグラウンドを持つ人々が集結し、一緒に学び、成長していくことを目指しています。

特別ゲスト講演

この度の特別ゲストとして登壇したのは、俳優、映画監督、実業家として活躍する伊勢谷友介氏でした。彼は1996年にモデル活動を始め、98年からは俳優としても活動を展開。2002年には自らの映画監督デビュー作「カクト」を発表し、以降は多彩な活動を続けています。その中でも、自身が立ち上げた株式会社リバースプロジェクトでは、「人類が地球に生き残るために」というテーマのもと、新しい価値を創造するプロジェクトに取り組んでいます。また、最近では「Happy Sauce」というアクションブランドを設立し、社会を変える取り組みに情熱を注いでいます。

伊勢谷氏の講演では、彼がなぜ社会に変化をもたらすことに強い信念を持っているのかが語られました。教育や起業、芸術、さらには吉田松陰から影響を受けた幸福論についてまで触れ、聴衆に深い啓発を与えました。講演の内容は「ワクセルチャンネル」にてダイジェスト版として後日公開される予定です。

コラボレーター間の交流

続いて行われたのは、コラボレーターによる事業アピールの時間です。ランダムに参加者がその取り組みを紹介し、それぞれの活動について深く理解を深める機会となりました。新たなコラボレーションの発生が期待される場面もたくさんあり、参加者の熱意が伝わる瞬間がありました。

女性メディア編集の特別講座

また、特別講座では、著名な編集者である橋本夏子氏が登壇し、女性メディア編集におけるノウハウや独自性の発見手法について紹介しました。彼女は慶應義塾大学を卒業し、広告営業職を経て出版社で編集長を務めた経験を持っています。この講座では、文章作成やコラム執筆の技術のみならず、AIを活用する方法や、女性に響く言葉やデザインに関する知見も共有され、多くの参加者が感銘を受けました。さらに、実践的な宿題を取り入れ、受講者が即座に適用できる内容もありました。

ワクセル会議の展望

この「ワクセル会議」では、今後も東京・大阪を中心に定期的に開催される予定です。ワクセルのビジョンに共感する人々が集まり、持続的に学びと成長の機会を提供することで、各自の事業の発展を支援していくことが期待されます。

公式情報と過去のゲスト

「ワクセル」の公式サイトやYouTubeチャンネルも運営されており、過去には豪華なゲストが訪れています。これまでの登壇者には、株式会社壱番屋創業者の宗次徳二氏や元メジャーリーガーの田口壮氏など、多彩な顔ぶれがそろっています。こうした著名人との交流を通じて、参加者たちは価値ある学びやインスピレーションを得る機会を得ています。

次回のワクセル会議に向けて、さらに多くの人々に夢を与える場として成長し続けることを願っています。