アディダスと日本サッカー協会、長期契約を基本合意
アディダス ジャパン株式会社が、日本サッカー協会(JFA)とのオフィシャルサプライヤー契約を延長する基本合意に達したことが発表されました。これにより、アディダスは1999年のパートナーシップから続く関係をさらに深化させ、サッカー文化の発展に向けた取り組みを強化します。
1999年以来の長い歴史
アディダスは日本代表ユニフォームを提供し続けているだけでなく、数々のサポート活動を行ってきました。特に、2023年からスタートした「育成年代応援プロジェクト JFA アディダス DREAM ROAD」は、将来のサッカー界を担う若手選手たちの育成を目的とします。この取り組みは、サッカーの普及に向けた新たな一歩となるでしょう。
JFAとアディダスの共通する理念
今回の基本合意にあたり、JFAの宮本恒靖会長は、アディダスとの関係が日本サッカーの成長に重要であると述べました。彼自身もワールドカップに2回出場した経験があり、アディダスのユニフォームを着用した多くのファンの姿から影響を受けてきたとのこと。日本のサッカーをさらなる高みへと導くため、両者は強力に連携する意向を示しています。
アディダスの意気込み
アディダス ジャパンの代表取締役である萩尾孝平氏は、JFAとの契約延長を誇りに思うと同時に、日本におけるサッカー文化の拡大を目指すと語りました。自社の理念に基づき、サッカーを愛するすべての人々に向けて、優れた製品やサッカー文化に触れる機会を提供することを約束しています。
未来への展望
これから2026年のFIFAワールドカップや2027年のFIFA女子ワールドカップなど、数多くの国際的な大会が予定されています。アディダスはありがたくも、SAMURAI BLUEやなでしこジャパンを始めとする各年代の代表チーム、さらにフットサル、ビーチサッカー、eスポーツといったサッカーの多様な形式におけるサポートを継続していく方針です。アディダスとJFAは、サッカー文化をさらに根付かせるため、タッグを組んで活動を進めていきます。
新たなステージへと踏み出すアディダスと日本サッカー協会の歩みから目が離せません。