株式会社ロイヤリティ マーケティングが最高評価 Bを取得
株式会社ロイヤリティ マーケティング(LM)は、共通ポイントサービス「Ponta」を運営する企業です。2024年1月、国際的な非営利団体であるCDPが発表した「気候変動レポート2024」において、中小企業向けプログラムで最高ランクのB評価を獲得しました。この評価は、企業の気候変動への取り組みを評価するもので、B評価は2024年のスコアの中で最高のものです。
企業理念とSDGsへの貢献
LMは、「無駄のない消費社会構築への貢献」という理念を持ち、取引先やパートナー企業、一般の生活者と連携し、環境負荷の低減に向けた取り組みを推進しています。特に、2021年4月からは「Green Ponta Action」というスマートフォンアプリを提供し、SDGsの達成に貢献しています。
このアプリでは、日常生活におけるアクションを記録し、状況に応じてPontaポイントを獲得することができます。ここでの特徴的な機能には、『知る』『宣言する』『振り返る』『あるく』『すいみん』といった項目があり、それぞれがユーザーの日常の意識や行動に繋がるように設計されています。アプリは、すでに125万ダウンロードを突破し、多くの人々が持続可能な未来を目指したアクションを日常に取り入れるきっかけとなっています。
植林活動「Pontaの森」
さらに、LMは2021年10月から北海道美幌町で「Pontaの森」プロジェクトを進めており、一般社団法人more treesの協力の下、植樹活動を行っています。2024年までに、植樹面積を4ヘクタールに拡大する目標を掲げ、今後も苗木のメンテナンスを行いつつ、植林活動を活発化していく方針です。このプロジェクトは、DMの環境保護への意識をより強固なものにしています。
エネルギー使用量の削減
また、LMは自社のエネルギー使用量の削減にも努力しており、2023年度の電力消費量は前年度比で約88%減少しました。これにより、持続可能なビジネス運営を実現し、環境への影響を最小限に抑えることに成功しています。
今後の展望
ロイヤリティ マーケティングは、1億人を超える会員基盤とPonta提携社のネットワークを活かし、企業、社会、生活者を結びつけて持続可能な未来の実現に向けて邁進していきます。CDPの評価を受け、この方向性をさらに強化するために、今後も様々な取り組みを続けていくことでしょう。私たちもこの企業の努力を注視し、持続可能な社会づくりにおける動向を見守りたいところです。
CDPとは
CDP(Carbon Disclosure Project)は、環境情報を開示する独立した非営利団体です。彼らは、世界で最大の環境アクションに関するデータを提供し、投資家や企業、政府などが環境に配慮した意思決定を行うための基盤を形成しています。
このように、ロイヤリティ マーケティングの取り組みは、単なる企業活動に留まらず、持続可能な社会を目指す重要な一歩となっています。