SaaS連携の新しい可能性を拓くhubflow
近年、デジタル化の進展に伴い、SaaS市場は年々成長を遂げており、特に年平均成長率は約12%にも達しています。この背景には、企業の業務効率化のニーズが高まっており、多くの企業がSaaSを導入しています。しかし、実際にはSaaSの導入によって業務量が増えたと感じるケースも少なくありません。
SaaSの現状と課題
今日、多くの企業が複数のSaaSを使用する中で、各ツール間の連携不足が顕在化しています。特に、チャットツールや顧客データの多重管理は、SaaSユーザーにとって非効率な状況を生み出しています。データ連携機能がないため、各SaaSプロバイダーは新たな機能の開発に苦慮しており、これがエンジニア不足の問題と相まって、ユーザーは不満を抱える結果となっています。
私たちの様々な業務経験から、SaaSの連携を容易にする必要性を痛感しました。
hubflowの誕生
そこで、私たちは新たに、SaaS連携クラウド「hubflow」(ハブフロー)の提供を決めました。このサービスの目的は、SaaSベンダーが外部サービスとのデータ連携機能を迅速に導入できるようにし、その結果SaaSユーザーが抱える非効率を解消することです。
私たちは過去に、新型コロナウイルスの影響を受け、業績が低迷しました。その際に、自社の強みを再認識し、IT業界の課題に真正面から取り組もうとする決意を固めました。その結果、hubflowを開発・提供するに至ったのです。
hubflowの機能と利点
hubflowは、SaaS間のスムーズなデータ連携を実現します。このプラットフォームを通じて、現在既に株式会社Geolocation Technologyが運営する「どこどこJP」との連携を行っています。このAPIを利用すれば、あるWebサイトへのアクセスがあった際に、リアルタイムで組織名やURLをSlackやChatworkに通知することが出来ます。これにより、業務の迅速化が期待できます。
ユーザーからは「hubflowとどこどこJPの連携により、を短縮できた」という前向きな意見も寄せられています。このように、hubflowを利用することで、開発のリードタイムを短縮し、業務の効率化が実現できています。
今後の展開に向けて
今後、hubflowではさらに多くのSaaSに対応した機能を提供すべく、APIの一般公開を予定しています。また、登録されているSaaSベンダーとの共催プロモーションも考えています。私たちはIT領域での開発支援や、SaaSの導入・運用設計、そしてエンジニア職の紹介を通じて、SaaSベンダーを全面的にバックアップしていく所存です。
結論
hubflowは、SaaSの課題を解決するために進化を遂げています。私たちは、一社でも多くのSaaSベンダーを支援し、SaaSユーザーが抱える非効率な作業を排除することで、日本のデジタル化の一翼を担うことを目指しています。これからの成長が楽しみです。