株式会社ノダキがinvoxを導入し残業ゼロを実現
株式会社ノダキは、コロナ禍の影響も受けて、社内の電子化を進めるためにinvoxの請求書関連サービスを導入しました。これにより、テレワークを推進しながら業務の効率化を図り、残業をゼロにするという目標を達成しました。
ペーパーレスの第一歩
ノダキの総務部では、取引先から受け取る各種請求書の処理について、特に紙やPDF形式での請求書管理に課題を抱えていました。そこで、ペーパーレス化を実現するために、請求書の電子化に着手しました。初めに導入されたのは、株式会社インフォマートの『BtoBプラットフォーム 請求書』。このシステムを通じて、一定の効率化が見込めていたものの、未だに紙の請求書が手間となって残っている状況でした。
その中でinvox社の『invox受取請求書』に出会い、即座に導入を決定しました。このシステムは、様々な形式の請求書を受け取ることができ、AIによって自動でデータ化されるため、ほとんど手間がかからないのが特徴です。
業務効率の抜本的向上
invoxの導入により、受領する請求書は従来の郵送から電子メール管理に変更。これにより、請求書の集約と管理が非常にスムーズになりました。営業所間の請求書のやり取りも、以前は郵送での対応が必要でしたが、invoxのシステムを利用することで、デジタルアップロードが可能に。これにより、請求業務全体の効率が大幅に向上しました。
特に印象的なのは、以前請求書の受領と発行にかかっていた1週間の業務が、効率化によってほぼ即座に完了するようになった点です。残業もほぼ消失し、テレワークもより進めやすくなりました。
発行請求書の新たな可能性
ノダキでは、取引先がそれぞれ独自に構築したシステムで請求書を作成するため、invox発行請求書を用いてその保存や検索に利用しています。指定のファイル名を使用することで、PDFを取り込み、関連情報と紐づけることが可能になりました。
時には、店舗で直接購入した顧客への請求書をその場で印刷することもありますが、invox発行請求書の柔軟なレイアウト機能により、簡単に美しい請求書を発行できるようになっています。
FAX送信の廃止と持続可能な未来
この約3年間のシステム導入を通じて、当社ではFAXによる帳票送信を完全に廃止。取引先からのリクエストには応じているものの、内部の連携はすべてデジタル化され、業務の効率が飛躍的に向上したと実感しています。
今後は、契約書や納品書などのさらなる電子化を進めていく方針です。業界のトレンドに合わせ、物の取り扱いが多い分野であり、納品書の電子化は次のステップとして強く考えているとのことです。