KISSAKOの継皿
2022-10-31 12:00:01

KISSAKOの新たな取り組み、金継ぎリメイク「継皿」の魅力に迫る

KISSAKOの金継ぎリメイク「継皿」のご紹介



現代において、古き良き伝統技術が新たに生まれ変わることが増えています。漆器ブランドKISSAKOは、その中でも特に注目される存在です。2022年10月31日、KISSAKOは金継ぎという技術を駆使してリメイクした、一点物の器「継皿」の販売を開始しました。今回は、継皿の魅力とその背景について深掘りしていきます。

継皿とは?



「継皿」は、古い陶磁器のデッドストックをリメイクした、独自の美しさを持つ器です。本来、金継ぎは割れた器の修理として用いられる技術ですが、KISSAKOではその技法を逆手にとっています。割れてしまった部分を美しい模様として捉え、その跡を漆で継いだ結果、器はまったく新しい表情を得るのです。このように、金継ぎは単なる修理ではなく、アートとしての側面も持っています。

継皿の誕生の背景



金継ぎ技術の多くは、「大切にしている器が割れてしまった」という状況に焦点が当てられがちです。しかし、KISSAKOはその状況を特別視せず、デッドストックの更なる活用方法を探りました。これにより、より多くの人が金継ぎとその魅力を感じられるよう、リメイク商品を生み出したのです。これからは、金継ぎは特別な状況だけのものではなく、日常に寄り添う存在となります。

リリースされた継皿の種類



今回の初回リリースには、カラフルな色漆で仕上げられた4点が登場します。その中には、ペア小皿(墨)、茶碗、マグカップ、小鉢といった多彩なアイテムが含まれています。色漆の使い方も多様で、赤や黄、青などの鮮やかな色合いがそれぞれの器に施されています。これにより、日常の食卓を一層明るく彩ることでしょう。

継皿の購入方法



KISSAKOの継皿は、公式ウェブサイトで購入可能です。販売は不定期に追加されるため、興味がある方はぜひ公式Instagramやウェブサイトをチェックしてみてください。価格は4,000円からと、手に入れやすい価格設定がされているのも嬉しいポイントです。

ブランドの紹介



KISSAKOは2020年に設立され、カラフルな漆のお箸「色箸(IROBASHI)」や、この継皿のような金継ぎリメイク品を取り扱っています。特に、割れた器の金継ぎ修理の受け付けも行っており、伝統技術を現代に活かす取り組みをしています。KISSAKOの漆器は、伝統と現代デザインが調和した作品として、多くの人々に愛され続けています。

最後に



KISSAKOの「継皿」は、ただの器ではなく、修理された過去を持ちつつ新しい生命を吹き込まれたアート作品です。金継ぎの技術が生み出した美しさは、偶然の結果としての魅力を感じさせ、見る人を惹きつけてやみません。この製品が多くの人々の日常を彩り、金継ぎの新たな可能性を広げていくことを願っています。

会社情報

会社名
KISSAKO
住所
電話番号

関連リンク

サードペディア百科事典: 漆器ブランド KISSAKO 継皿

Wiki3: 漆器ブランド KISSAKO 継皿

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。