ダークパターン対策協会、正会員募集開始!安全なWeb社会の実現へ貢献
一般社団法人ダークパターン対策協会が、2024年11月13日より正会員の募集を開始しました。近年、インターネット上におけるダークパターン(ユーザーを意図的にミスリードするデザイン)による消費者被害が深刻化しており、協会はこうした問題の解決に積極的に取り組んでいます。
安心安全なWebサイトの指標となる「NDD認定制度」
協会が推進するNDD(Non-Deceptive Design)認定制度は、ダークパターンを用いていないWebサイトを審査・認定し、ロゴマークを付与するものです。この制度を通して、消費者は安心して利用できるWebサイトを容易に判別できるようになり、企業は消費者の信頼獲得に繋げることが期待できます。
正会員の活動内容
正会員は、協会の運営や普及啓蒙活動に参画し、ダークパターン対策の推進に貢献します。具体的には、協会組織、分科会、委員会などへの参加、そしてダークパターンを用いない企業が消費者からの信頼を獲得するための活動が挙げられます。
メリット
正会員になると、以下のメリットがあります。
NDD認定制度の審査・登録費用のディスカウント:協会への貢献活動に応じて、2025年7月開始予定のNDD認定制度の審査・登録費用が割引されます。
NDD認定制度・ガイドライン構築分科会の資料・議事録閲覧:分科会の検討過程の資料や議事録にアクセスできます。
分科会構成員になる可能性:現構成員の推薦と審査を経て、分科会構成員になる機会を得られます。
会員募集概要
対象: 法人
*
年会費: 5万円(中小企業:1万円)※中小企業は資本金1億円以下(ただし、資本金5億円以上の大企業の100%子会社は除く)
ダークパターン問題と協会の役割
技術革新によるデータ利活用の高度化は、一方で不十分な消費者保護というグローバルな社会問題を引き起こしています。当協会は、この問題への対策として、健全で持続可能なデジタル社会の実現を目指し、会員の活動領域拡大のためのプラットフォームを提供することで、日本企業による消費者保護の推進強化に貢献することを目指しています。
参加を呼びかけ
協会の活動に賛同し、安全なデジタル社会の実現に貢献したい企業は、ぜひ正会員への応募をご検討ください。詳細については、協会ホームページをご確認ください。
協会ホームページ
問い合わせ先
協会の取り組みは、消費者と企業双方にとって、より安全で信頼できるインターネット環境を構築することに大きく貢献するでしょう。