亀岡市、開庁時間短縮を2026年5月から実施
京都府亀岡市は、2026年5月1日から市役所の開庁時間を変更します。これにより、午前8時30分から午後5時15分までだった開庁時間が、午前9時から午後4時30分にシフトします。この変更は、市民の意見を踏まえる形で行われ、約80%の市民が新たな開庁時間に対して理解を示しています。
施策の背景
この施策の実施は、行政サービスの質を保持しつつ、職員の働き方改革を実現するためのものです。亀岡市では生産年齢人口の減少や、自治体職員の不足といった課題に直面しており、その解決に向けて新たな取り組みが求められています。
亀岡市の市長、桂川孝裕氏は、「ただ単に開庁時間を短縮するのではなく、デジタル化を通じて行政手続きを簡素化すると同時に、必要な支援を強化することが重要である」と述べています。これにより、より効率的で持続可能な行政サービスの提供を目指す姿勢が明確になっています。
試行実施の結果
市民課窓口において、2025年10月からこの開庁時間の短縮が試行されています。その結果、来庁者へのアンケート調査では、約80%が「良い」と評価しました。さらに、ほとんどの市民が、季節ごとの行事や一時的な用事でしか来庁していないことがわかりました。この実施に対する強い反対意見はほとんどなく、大きな混乱も見られなかったというデータが得られました。
変更の詳細
新たな開庁時間は、午前9時から午後4時30分に設定されます。また、電話受付時間も同様に変更されます。対象となる施設には市役所本庁舎や保健センターが含まれていますが、交流会館や図書館など一部の施設は変更ありません。
このような変更を通じて、亀岡市はデジタルファーストを推進し、デジタルでの行政手続きを進めています。これにより、いつでもどこでも手続きを行える環境を整えることを目指しています。また、職員のスキルアップや多才な人材の確保、地域課題への迅速な対応を可能にするため、窓口業務以外の時間も有効に活用されることになります。
今後の展望
亀岡市は開庁時間の短縮によって、「行かない窓口」を実現し、スマートフォンでの行政手続きを促進することで、市民の利便性を向上させることを注力しています。また、職員の業務環境を整えることも重視し、地域課題への対応能力を高める取り組みを継続して行う予定です。皆さまにとっての「頼れる市役所」となるべく、コミュニティに必要なサポートを強化していきます。
亀岡市は今後も、市民の皆様の期待に応えるため、持続可能な社会の実現を目指し、さまざまな施策を展開していくこととしています。本施策は、その第一歩でもあり、地域全体への積極的な波及効果が期待されます。市民も、その変化を支える一員として共に歩んでいく姿勢が求められます。