トラストリッジのメ～テレグループ参画で進化するデジタルメディア戦略の展望

トラストリッジのメ～テレグループ参画

名古屋テレビ放送株式会社（メ～テレ）は、2025年6月20日付で株式会社トラストリッジの全株式を取得したことを発表しました。この動きは、両社が協力してデジタルメディアの領域を拡充し、相乗効果を生むことで、視聴者や社会への貢献を目指すものです。

グループ参画の狙い

メ～テレは、今後の経営計画において『デジタルメディア領域の強化』を掲げており、その一環としてトラストリッジ社の参画を決定しました。トラストリッジは、食と暮らしに特化したメディア「macaroni」やサステナブル情報を発信する「ELEMINIST」を運営し、高度なデジタルマーケティング力を持ち合わせています。

この参画により、メ～テレグループはデジタルメディアの幅を広げ、放送とデジタルの融合を図っていく考えです。トラストリッジの強力なクリエイティブ力とメ～テレのコンテンツ力を結集することで、市場の多様なニーズに応える新たな価値を創造することが期待されています。

経営陣のコメント

メ～テレの秦直道専務取締役は、トラストリッジ社の参画について「嬉しく思っています」とコメントし、両社が持つ強みを融合させることで新しい価値を生むと確信しています。そして、視聴者と社会に寄与することができる未来を共に築いていくことへの期待を寄せました。

一方、トラストリッジの大場義之社長は、メ～テレグループに参加できることを新たな挑戦として受け止めています。これまでの経験を活かし、放送プラットフォームとの結びつきから新しいマーケティングソリューションを生み出すことを目指していくと話し、支えてくれた皆に感謝の意を示しました。

会社概要

株式会社トラストリッジ

- 設立年：2008年9月
- 所在地：東京都目黒区中目黒1-1-71-5F
- 従業員数：役員3名・従業員38名（2025年5月末時点）
- 事業内容：ライフスタイル事業、メディアソリューション事業

メ～テレ

- 設立年：1961年9月
- 所在地：名古屋市中区橘2-10-1
- メ～テレグループには、名古屋テレビ放送株式会社、名古屋テレビ映像、名古屋テレビ事業などが含まれています。

まとめ

メ～テレグループのトラストリッジ参画は、今後のデジタルメディア戦略において重要な一歩と位置付けられています。両社が連携し、デジタルメディアの新たな可能性を追求することで、視聴者や社会に新しい価値を提供していくことが期待されます。これにより、今後のメディア業界におけるイノベーションに大きな影響を与えることでしょう。