介護業界の未来
2025-08-12 09:49:44

名古屋の住宅型有料老人ホームがICT/AIで介護の未来を切り拓く

名古屋の住宅型有料老人ホームがICT/AIで介護の未来を切り拓く



愛知県名古屋市天白区に位置する住宅型有料老人ホーム「結の樹天白」では、2025年に迫った介護問題に立ち向かうべく、ICT(情報通信技術)やAI(人工知能)の活用による新たな挑戦が進められています。特に、CBCテレビの情報番組「チャント!」で特集されたこの施設は、地域における介護の質を向上させるため、実用的なノウハウを広く共有することを目的とした「ICT/AI活用最前線 見学ツアー」を開催します。

介護業界の人手不足に立ち向かう



現在、介護業界では人手不足が深刻な問題になっています。特に2025年までに高齢者人口が急激に増加することが見込まれ、介護需要がピークを迎えます。しかし、その一方で現場の人材確保は依然として厳しい状況です。「結の樹天白」では、そんな課題を克服するために、単なる業務の効率化にとどまらない、質の高いケアを提供するための環境づくりを行っています。

ICTとAIの具体的な導入事例



「結の樹天白」では、具体的にどのようにICTやAIが介護業務に活用されるのか。見学ツアーでは以下のポイントが説明されます。

1. スマート家電による効率化
全自動カーテン開閉などのスマート家電を導入することで、朝のケア業務にかかる時間を大幅に短縮。例えば、30部屋のケア業務を通常の1部屋あたり1分から30部屋で30分の時短に実現します。この余剰時間を使って、利用者一人ひとりにより丁寧なケアを提供することが可能になります。

2. AIによる報告書作成の効率化
ヒヤリハット報告書の作成では、AIが現場での音声メモを分析し、報告書の骨組みを自動生成します。スタッフはその内容を元に最終確認を行うだけで、書類作成に伴う時間的・心理的負担を大幅に軽減できます。

3. レクリエーション企画におけるAI活用
疑問に思っている「AIをどう使えば良いか?」という点に答えながら、レクリエーションの企画の際にAIを相棒に使う実践例が示されます。AIを活用した企画の質やスピード向上についても触れられます。

これらのテクノロジーは、決して人の温かみを奪うものではなく、むしろ介護の質を向上させるための強力な支援となることを実感していただけるでしょう。

行事の詳細



見学ツアーは2025年9月4日(木)と18日(木)の2回にわたり、それぞれ13:30から15:00に開催されます。参加は無料で、介護業界関係者や地域の方々を対象としています。定員は各回3組までとし、参加者には丁寧に質問に答える体制が整えられています。

問い合わせや参加申し込みは、施設の公式ウェブサイトから行うことができます。未来の介護現場を形作る「結の樹天白」の取り組みをぜひご覧にいらしてください。

未来へ向けた一歩



「結の樹天白」は、福祉の魅力を広めるため、地域とともに未来へ向けた挑戦を続けています。介護のプロとして、一人ひとりに寄り添いながら、心温まる支援を提供することを理念としています。ぜひ、今回の見学ツアーを通じて、その活動を実際に感じてみてください。

私たちの取り組みが、介護の未来を変える一助となることを願っています。


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会社情報

会社名
株式会社結の樹
住所
愛知県名古屋市天白区梅が丘1-101
電話番号
052-838-8547

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