Brazeの2025年度第4四半期業績発表
米ニューヨークを拠点とする顧客エンゲージメントプラットフォームのリーダー、Braze(ナスダック:BRZE)は、2025年度第4四半期における業績を発表しました。今回の発表では、売上高が前年同四半期比で26%増加し、非GAAPベースの純利益を3四半期連続で黒字化したことが強調されました。
2025年度の業績概要
Brazeの共同創業者兼CEOのビル・マグヌソン氏は「2025年度は弊社にとって画期的な年であった」とコメントし、強力な営業レバレッジを推進しつつ新規顧客の獲得や製品の進化を通じて顧客エンゲージメントプラットフォームの地位を一層強化できたと述べました。
具体的な数字として、2025年1月31日を期末とする四半期収入は1億6,040万ドルに達し、前年同期の1億3,100万ドルから22.5%の増収を記録しました。これは新規顧客の獲得やアップセル、契約更新が寄与したものです。
売上の内訳
サブスクリプション収入は1億5,390万ドルで、前年の1億2,590万ドルから大幅に増加しました。また、プロフェッショナルサービスおよびその他の収入も650万ドルと前年の510万ドルを超えました。
営業損失は減少し、2,160万ドルと前年の3,230万ドルと比べて改善が見られました。この主な要因は株式報酬費用の減少です。
OfferFit社の買収
Brazeはまた、AIによる意思決定支援を行うOfferFit社の買収を発表しました。この買収は3億2,500万ドルで、AIエージェントの革新を進めることが期待されています。
財務の展望
将来に向けた見通しとしては、Brazeは2025年4月30日終了の第1四半期および2026年度のガイダンスを示し、今後も収益成長の継続を目指す方針を表明しました。現在の残存履行義務は7億9,310万ドルに達しており、そのうち5億5,520万ドルは流動的と定義されます。
業務の拡張と新機能
さらに、Shopifyとの戦略的パートナーシップを結び、eコマース機能を強化。これにより、ブランドはシームレスでパーソナライズされた顧客体験を提供できるようになります。
結論
Brazeは引き続き、顧客エンゲージメントの革新を追求しながら、新たな成長を目指して邁進していくとしています。今後のさらなる成長に期待が高まります。詳細については、
Brazeの公式サイトをご覧ください。