クワザワホールディングスが提案する健康経営「ウォーキングフットボール」
クワザワホールディングス株式会社と京都女子大学の共同研究が、従業員の健康促進を目的に「ウォーキングフットボール」に着目し、実施されることになりました。これにより、健康経営における新しいアプローチを模索する動きが広がっています。
「ウォーキングフットボール」とは?
ウォーキングフットボールは、走らずに歩いて行うサッカーであり、日本国内での普及が進んでいます。特にサッカー未経験者や運動が苦手な方でも参画できるように、「非接触」といった特別なルールを設けることで参加しやすさを向上させています。日本サッカー協会(JFA)の推奨の元、幅広い年齢層の方々が楽しめるスポーツとして評価されています。
共同研究の背景
健康経営とは、企業が従業員の健康を経営の視点から考える手法ですが、その実施には多くの課題も存在します。特に、運動習慣のない従業員にとっては継続しにくい、参加しづらいといった問題が挙げられます。クワザワホールディングスは、こうした課題を改善する手法としてウォーキングフットボールの導入を決定しました。
この研究は、2026年の夏頃から始まる予定で、毎週1回、約3カ月の期間にわたってウォーキングフットボールのプログラムを実施します。調査には身体計測、メンタルヘルスに関する質問票、プレゼンティーイズムの調査も含まれ、従業員の健康状態を多角的に評価するものとされています。
研究の重要性
京都女子大学の坂手誠治教授が共同研究の指導を行っており、スポーツ健康科学と運動生理学の専門知識を基に適切な分析が行われます。教授は「ウォーキングフットボールが持つ、心理的・身体的な利点を明らかにすることで、企業の健康経営においても有用な手法であることを証明したい」と意欲を見せています。
さらに、ウォーキングフットボールを通じて、職場内のコミュニケーションが促進され、部署や年齢を超えた交流が生まれることも期待されています。このプロジェクトは、従業員の健康増進だけでなく、職場全体の活性化にも寄与するでしょう。
研究の成果と今後
この共同研究が成功すると、クワザワホールディングスは、他の企業や団体に向けて、ウォーキングフットボールを活用した実際の健康経営モデルを示すことができるでしょう。研究の最終結果は、坂手教授による論文としてまとめられ、公表される予定です。その際には、ウォーキングフットボールの有用性を社会に広めるための情報も発信されるとしています。
学生やシニア層を含む多様な人々が参加しやすいこのスポーツが、健康経営の新しい選択肢として広がることに期待が寄せられています。
この取り組みを通じて、クワザワホールディングスは従業員の心身の健康を促進し、企業全体の生産性向上を図ろうとしています。今後の展開から目が離せません。