ZIPAIRの新塗膜技術
2026-01-28 11:22:48

ZIPAIR機材へのリブレット形状塗膜の導入が航空業界に革新をもたらす

ZIPAIRの機体に新たな挑戦



2026年1月27日、株式会社ZIPAIR Tokyoのボーイング787-8型機(JA851J)に、リブレット形状の塗膜が初めて施工され、国際線での運航が開始されました。この取り組みは、日本航空株式会社(JAL)、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)、およびオーウエル株式会社が共同で行ったもので、航空機の空気抵抗を低減することを目的としています。

リブレット形状塗膜の効果


リブレットとは、微細な溝構造を持つ形状で、空気の流れを整えることで飛行時の抵抗を軽減します。この技術を導入することで、ZIPAIRは燃料の消費量の削減とCO2の排出量削減を目指し、持続可能な航空運航に貢献します。

ZIPAIRは、中長距離のLCC(ローコストキャリア)として、2025年5月にはカーボンニュートラリティの国際規格「ISO 14068-1:2023」を取得予定であり、その一つの取り組みとして今回のリブレット塗膜施工が実施されたのです。

施工のプロセス


リブレットの施工方法には、「Paint-to-Paint Method」が用いられており、これは既存の塗膜上に新たに塗膜を形成する技術です。オーウエルが開発したこの手法によって、機体外板にリブレット形状の塗膜が施されます。今回の施工では、特に品質と効率の向上が図られ、新しい治具が導入されました。成田国際空港にあるJALの格納庫で施工が行われ、東京国際空港(羽田空港)でも同様の施工が可能であることが確認されています。

燃料消費量削減の期待


JALのリブレット形状塗膜を施された機体による研究によると、胴体上部へのリブレット施工を広げることで、定常飛行時の抵抗低減率はおおよそ0.24%から0.31%に向上し、年間154トンの燃料消費量削減が期待されています。さらに、最新の鋭角片刃形リブレットの研究も進行中で、この技術によりさらなる燃料効率の向上が予想されます。

脱炭素化の未来へ


このリブレット形状塗膜の導入は、JAXAの宇宙イノベーションパートナーシップ(J-SPARC)によるもので、今後もこの技術の耐久性や美観、燃費改善効果の検証が進められます。また、施工機体や施工範囲の拡大を目指し、航空機の脱炭素化を推進する姿勢が強調されています。

持続可能な航空の未来に向けたアプローチとして、なぜリブレット形状塗膜が重要なのか、そしてその成果がどのように業界全体に影響を与えるのか、今後の展開に期待がかかります。


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会社情報

会社名
日本航空株式会社
住所
東京都品川区東品川2-4-11野村不動産天王洲ビル
電話番号
03-5460-3121

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