EcoFlowが提供する手軽な節電ソリューション
クリーンエネルギー技術を牽引するEcoFlow Technology Japan株式会社が新たに発表したのは、家庭用蓄電池と同等の性能を持つポータブル電源「DELTA 3 Ultraシリーズ」です。このシリーズは、3,072Whの大容量と定格3,000Wの高出力を誇りながらも、軽量でコンパクトなデザインが魅力です。ユーザーは必要なエネルギーを手軽に利用でき、節電意識の高まりに応える製品として注目されています。
節電ニーズの急増
2025年9月に終了予定の「電気・ガス料金負担軽減支援事業」による影響で、多くの家庭で節電対策が求められています。しかし、住宅用の太陽光発電や蓄電池の導入には、高額なコストや施工の手間が障害となっているのが現状です。この課題に対処できるのがDELTA 3 Ultraシリーズです。それは家庭用蓄電池の利点を活かしつつも、簡単にセットアップできるポータブル電源の利便性を兼ね備えています。
「DELTA 3 Ultra Plus」の特長
シリーズの中でも特に注目されるのは「DELTA 3 Ultra Plus」です。市販の切り替え分電盤と連携させることで、特定の家庭用機器に簡単に電力供給が可能です。キッチンや寝室に設置することで、普段通りの電力使用が実現でき、特に停電時の非常時にも役立ちます。大型施工が不要であり、マンションや集合住宅でも導入が容易なのが特長です。
また、キャスターとハンドルを搭載しているため、移動も簡単です。災害時には避難所に持ち込んで非常用電源としても利用できるため、柔軟性にも優れています。さらに別売の拡張バッテリーを接続することで、最大11,264Whまで容量を増やすことができるため、ライフスタイルに合わせた電力供給が可能です。
シンプルに使える「DELTA 3 Ultra」
「DELTA 3 Ultra」は、4,000回のサイクルにも耐えるリン酸鉄チウムイオンバッテリーを搭載し、基本性能は「DELTA 3 Ultra Plus」と同等ですが、容量拡張には非対応です。このモデルは、アウトドアや車中泊での利用にも最適で、炊飯器やエアコンなど家庭用電化製品も安定して動かせます。
充電の便利さとコストパフォーマンス
両モデルは最大1,600Wのソーラー充電、1,000Wの走行充電に対応しており、効率的にエネルギーを貯めることが可能です。特にソーラー充電のスピードは素晴らしく、最短で2.4時間でフル充電が実現できます。また、EcoFlowアプリと連携してTOU(時間帯別料金)モードを利用することで、電気料金の安い時間帯に充電することができ、さらに経済的です。
販売開始とEcoFlowのビジョン
EcoFlow DELTA 3 Ultraシリーズは、2025年11月6日から各種ECサイトおよび店舗で発売されます。詳細は公式サイトで確認できます。EcoFlowは、「クリーンな電力へのアクセスをすべての人に」提供することを目指し、ポータブル電源や再生可能エネルギーの開発に力を入れています。環境にやさしいエネルギーソリューションとして、次世代の技術を追求し続ける企業の取り組みに、期待が寄せられています。
詳しくは、公式サイトをご覧ください。