神戸賞授賞式
2025-05-27 13:29:54

第2回神戸賞授賞式で輝くBME分野の未来を担う研究者たち

第2回神戸賞授賞式が盛大に開催



2025年5月25日、神戸ポートピアホテルにおいて、公益財団法人中谷財団が主催する「第2回神戸賞」の授賞式が開催されました。この授賞式は、中谷財団の設立40周年を記念し、生命科学と理工学が融合するBME(Bio Medical Engineering)分野での優れた研究を称えるものです。

神戸賞とは


「神戸賞」は、その独創性や将来性に期待される研究者に光を当て、日本を元気にするという理念のもと設立されました。今回の授賞式には約200名が参加し、新たに導入されたWeb受付システムにより一般参加者も多く招かれました。

授賞式のハイライト


授賞式のオープニングでは、神戸賞アンバサダーの山之内すず氏が朗読を披露し、ジャズアーティストの広瀬未来氏による演奏が会場を盛り上げました。理事長の矢冨裕氏が新理事長としての抱負を語り、BME分野の発展に寄与することを誓いました。

続いて、受賞者たちが壇上に登壇し、大賞を受賞した東京大学の菅裕明教授が自身の研究の意義を語り、特に「異端は認められた瞬間に先端になる」という哲学を強調しました。

受賞者の紹介とコメント


大賞を受賞した菅氏は、特殊ペプチド創薬という新分野での研究を行っており、その成果は創薬プロセスを革新するものです。後続のYoung Investigator(Y.I.)賞を受賞した若手研究者たちもそれぞれの研究について熱く語り、自身の取り組みを紹介しました。

  • - 谷内江望(ブリティッシュコロンビア大学): DNAイベントレコーディング技術の開発により新たな細胞内研究を進めています。
  • - 村川泰裕(京都大学): ヒト疾患の分子機序解明に向けた新技術の開発に挑んでいます。
  • - 神谷真子(東京科学大学): 革新的なバイオイメージングプローブの開発を通じて未来の医療に貢献する可能性を模索しています。

研究者と若者の交流の場


授賞式後には、参加者が各受賞者と直接対話できる「神戸賞サロン」が行われました。研究者と若者の意見交換の場として、多くの質問が飛び交い、互いの熱意が感じられる活発な交流が繰り広げられました。

未来の科学者たちへメッセージ


会場では中高生たちからの質問も受け付けられ、受賞者たちは自らの経験や信念を語り、若い世代の研究者たちに向けたエールを送りました。このような接点を通じて、将来の研究者の育成や科学技術の発展に対する期待感が高まったことでしょう。

まとめ


「神戸賞」は、ただの表彰にとどまらず、研究者と一般の人々がつながる新しい試みを実践しています。今後もこのような活動を通じて、日本のBME分野がますます発展し、未来の科学技術へとつながっていくことを期待しています。

次回の「神戸賞」の募集は2025年6月から行われる予定で、多くの研究者がその挑戦を待っています。


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会社情報

会社名
公益財団法人 中谷財団
住所
東京都品川区大崎1丁目2番2号アートヴィレッジ大崎 セントラルタワー8階
電話番号
03-5719-2125

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