理想の夫婦像は良好なコミュニケーションと共感
結婚相談サイト『みんなのウェディング』と家計簿アプリ『Zaim』が実施した共同調査によると、新婚カップルの理想の夫婦像として「何でも話し合える関係」が浮き彫りになりました。
調査では、結婚3年未満の117名を対象に理想の夫婦関係についてアンケートを実施。その結果、「感謝を伝え合える」「家事・育児の分担」「定期的な時間共有」などが上位にランクインしました。中でも注目すべきは、「お金について何でも話し合える関係」を重視する人が約6割に上った点です。これは、お金に関するコミュニケーションが、夫婦関係の安定に大きく影響していることを示唆しています。
結婚年数と家計管理の共有度合いの関係
『Zaim』ユーザー2884名への調査では、結婚年数と家計状況の共有度合いの関連性が分析されました。
結婚3年以上10年未満の夫婦では、6割以上が家計状況を共有しており、特に5年以上10年未満の夫婦ではその傾向が顕著でした。一方、結婚3年未満の夫婦では、約5割にとどまりました。この結果から、家計状況の共有には、結婚後、一定の期間が必要であることが示唆されます。
また、家計状況を共有したいと願う夫婦の割合も、結婚3年以上10年未満の夫婦で6割近くに達しました。これは、住宅購入や出産・子育てといったライフイベントを迎えるにつれて、家計管理の重要性が増すためと考えられます。ただし、結婚生活10年を境に、「共有したくない」と考える夫婦の割合も増加傾向が見られました。
家計管理の満足度と共有度合いの関係
家計状況の共有度合いと家計管理への満足度には、強い相関関係がありました。家計状況を「全て共有している」と回答した夫婦は、「とても満足している」と答えた割合が41.1%と最も高く、家計管理への満足度が最も高い傾向を示しました。
逆に、「全く共有していない」と回答した夫婦は、「全く満足していない」「あまり満足していない」と答えた割合が合わせて23.6%と最も高く、家計状況の共有が家計管理への満足度向上に大きく貢献していることがわかります。
Zaimのペア家計簿とキャンペーン
家計簿アプリ『Zaim』は、夫婦間での家計管理をサポートする新機能「ペア家計簿」を提供しています。この機能を利用することで、銀行口座や証券口座の残高を共有し、お互いの家計状況を可視化できます。さらに、共通の目標を設定できる機能も備え、お金に関するコミュニケーションを促進します。
『Zaim』では、「いい夫婦の日」キャンペーンとして、ペア家計簿を利用したカップルを対象に、豪華温泉旅行が当たるキャンペーンを実施しています。対象期間は2024年11月22日から2025年1月14日まで。応募方法は、『Zaim』アプリをダウンロードし、ペア家計簿機能を利用してキャンペーンページから応募するだけです。
まとめ
今回の調査結果から、新婚カップルの間では、良好なコミュニケーションと特に家計に関するオープンな話し合いが、理想的な夫婦関係を築く上で非常に重要であることがわかります。家計簿アプリ『Zaim』のペア家計簿機能は、こうしたニーズに応えるとともに、夫婦間のコミュニケーションを促進する有効なツールと言えるでしょう。早期からの家計状況の共有が、円滑な結婚生活を送るための鍵となるのかもしれません。