高校生科学コンテスト、積水化学工業賞が決定!
2023年12月14日に、東京都江東区の日本科学未来館にて開催された「第23回高校生・高専生科学技術チャレンジ(JSEC)」の最終審査会で、「積水化学工業賞」が贈呈されました。
この大会は、全国の高校生と高等専門学校生が参加する科学技術の自由研究コンテストで、今年度は過去最多の506件の応募が寄せられました。最終選考に進んだのは、上位37作品。審査には、積水化学の研究所の役員や研究者も参加し、各チームのプレゼンテーションを厳正に評価しました。
## 賞に輝いた研究内容
受賞者は、東京都立日比谷高等学校の長坂ソフィア怜さん。彼女の研究テーマは「ドラッグ・リポジショニングを活用した遺伝子操作技術の開発」です。長坂さんは、疾患に苦しむ人々を救うことを目指し、これまでの技術を超える新たな遺伝子操作法を開発しました。この技術は、化学計算を駆使して活性を制御可能な構造を設計し、安全性にも配慮されています。
審査委員は、長坂さんの研究ビジョンが、積水化学の企業理念である「いまある社会課題を、未来に残さない。」に通じている点を高く評価しました。
## 科学技術への支援
積水化学グループは、社会が抱えるさまざまな問題や環境問題、医療の課題を解決するために、理数教育の向上に努めています。次世代を担う若い人材を育成し、科学技術の水準を高めることこそが、持続可能な社会に向けた重要なステップであるとの信念から、本コンテストへの協賛を行っています。
コンテストの公式サイトでは、参加者の作品やデジタルブースにおける多様な取り組みを見ることができます。積水化学は、今後もサステナブルな社会の実現に向けて「未来につづく安心」を創造し続けます。
## 意義ある取り組み
JSECは、科学技術に対する興味を促し、全国の学生が切磋琢磨する機会を提供する重要なイベントです。将来、科学や技術分野でリーダーとなる可能性のある若者たちに多くの刺激を与えています。
積水化学の支援を受け、今後も新しい研究が進むことを期待しています。次回の開催は、さらなる応募者の増加が予想され、次世代の科学者たちが新しい発見をする場となることでしょう。
日々進化する科学技術の中で、私たちの未来をより良くするために、積水化学グループの活動に注目していきましょう。