マクロミルが新たな広告支援サービスを発表
株式会社マクロミルは、Amazon Adsの認定パートナーとして、データクリーンルーム環境であるAmazon Marketing Cloud(AMC)を用いた広告配信支援およびその効果測定のソリューションを新たに提供することを発表しました。この取り組みは、プライバシー保護の重要性が高まる中、広告プラットフォームがユーザーのデータを安全に扱うためのものです。
背景とコンセプト
プライバシーの保護がビジネス環境において重要視されている現在、マクロミルは顧客企業に対し、安全かつ効果的なデータマーケティングの支援を行うために、データクリーンルームとの連携を進めてきました。今回のAmazon Adsとの連携によって、ユーザーが安心してマーケティングできる環境を整えることができました。
新しいソリューションの詳細
ここで紹介される二つのソリューションは、マクロミルの130万人の自社パネルから得た高品質な消費者データに基づいています。
1.
Amazon Ads広告支援ソリューション
マクロミルは、独自の意識調査データや行動ログデータを利用し、拡張オーディエンスセグメントによる広告配信を行います。これにより、Amazonオーディエンスを活用したターゲティングが可能になり、キャンペーンの目的に応じた最適な広告配信が実現します。
2.
広告効果測定ソリューション
ブランドリフト調査データとAMCの広告接触データを組み合わせることにより、キャンペーンの効果を詳細に分析することができます。このプロセスによって、顧客企業はより具体的なインサイトを取得し、次のプランニングに役立てることが可能になります。また、このソリューションは、Amazon Adsのみならず、その他のメディアと組み合わせたクロスメディアの広告効果測定にも対応しています。
■ さらなる展望
マクロミルは、2022年5月からAmazon DSPやFire TVなどにおいて広告効果測定ソリューションを提供しており、AMCとの連携を通じて、Amazonのトップページでの広告計測も新たに行えるようになりました。これによって、顧客企業のマーケティング課題を包括的に解決する「総合マーケティング支援企業」へと進化することを目指しています。
マクロミルについて
マクロミルは、オンラインリサーチ業界においてリーディングカンパニーとしての地位を確立しています。豊富なリサーチ実績をもとに、90以上の国と地域でリサーチが可能なネットワークを構築しており、顧客に対して最適なマーケティングソリューションを提供します。独自の消費者パネルやデータを活用し、データドリブンなマーケティング文化の構築を推進しています。
このように、マクロミルは広告支援サービスを通じて顧客のビジネス成功をサポートすることに注力しており、今後もさらなるイノベーションを進めていく考えです。