橋梁アセスタ登場
2026-04-23 15:32:45

橋梁診断支援AI「橋梁アセスタ」が全国のインフラ維持を支援

橋梁診断支援AI「橋梁アセスタ」誕生の背景



NTTドコモソリューションズ株式会社、株式会社NTTドコモ、及び株式会社溝田設計事務所の3社が、国立大学法人長崎大学の協力を得て新たに開発した橋梁診断支援AI「橋梁アセスタ」が2026年4月23日より販売を開始します。このサービスは、全国に約73万基存在する橋梁の効率的な点検・診断を実現し、インフラ維持管理の質を向上させることを目的としています。

本サービスは、特に近年懸念されている技術者不足と業務負担の増大という課題を解決するために策定されました。2024年度の時点で50年以上経過した橋梁の割合が約42%に達し、これが2029年度には変わらず54%に増加する見込みです。そのため、年間で必要な約15万橋の定期点検に高い専門知識と経験が求められています。しかし、専門技術者が不足しているため、業務が困難になるケースが増加しています。

橋梁アセスタの特長とは?



「橋梁アセスタ」では、生成AI技術とRAG(Retrieval-Augmented Generation)を駆使し、業務を専門化したAIエージェントとして機能します。具体的には、以下の4つの特長を備えています。

1. さまざまな形式の点検票に対応
各自治体ごとに異なる点検票をそのまま読み取ることができ、診断に必要な情報が不足する場合は、AIが不足情報を整理して確認します。

2. 診断ロジックによる均質化
熟練技術者の経験則を基にした独自の診断ロジックを参照しながら、国土交通省が定める様式に沿った診断調書案を生成します。

3. 業務効率の大幅向上
橋梁点検の作業時間を最大80%削減できることが実証されています。これにより、経験の少ない技術者でも業務をこなすことが可能になります。

4. Webブラウザからの簡単利用
SaaS型サービスとして提供され、ユーザーはブラウザ上で簡単にアクセスし利用できる利便性を持ちます。

どのように利用されるのか?



今回のサービスは、実際に2025年12月から2026年3月にかけて多数の自治体や建設コンサルタントと共同で実施した運用検証の結果に基づいています。その際、AIによる診断支援が実業務に役立つことが確認されました。

料金プランについても」は、橋梁の種類や対象範囲に応じた個別見積もりとなります。興味のある方は、公式ウェブサイトへのお問い合わせが推奨されています。

未来のインフラ維持管理へ



今後、NTTドコモソリューションズ、NTTドコモ、溝田設計事務所の3社は、定期点検業務を行う建設コンサルタントや民間の橋梁管理者に向けて「橋梁アセスタ」を広く展開し、インフラの持続可能な維持管理を目指します。

これからの橋梁診断業務の未来を切り拓く「橋梁アセスタ」。より安全で効率的なインフラ維持管理の実現に向け、期待が高まります。


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会社情報

会社名
NTTドコモソリューションズ株式会社
住所
東京都港区港南1-9-1NTT品川TWINSアネックスビル
電話番号
03-5796-4139

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